びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/04/26(土)「旅行①」

 GWの長期休みを利用して旅に出ることにした。本当は行きたいところはなかったのだが、7月に異動になったらもう連休はいつ取れるかわからなくなる。しかし、GWには18きっぷはない。代わりの切符を探すと、青森函館フリーきっぷというのがあった。7日間にわたりエリア内の特急自由席が乗り放題。今まで旅行していて青森と函館は非常に行きにくいことがわかっている。この機会を利用して制覇しようと考えた。また、全然知らなかったが、ちょうど桜のシーズンだった。写真を見ていると俄然盛り上がってきた。
 朝、9時のはやてで八戸へ向かった。臨時のはやて。満員。全然景色とか見ずにひたすら時刻表で旅の日程を決めた。7日間のうち、宿1箇所と帰りの電車しか決まってなかったのだ。7日が長すぎるような短すぎるような。バスを使えばいろいろ回れる。付け焼刃ではあるが、おおまかな予定を立てた。
 12時半八戸着、特急に乗り、すぐ三沢で降りた。まずは十和田観光電鉄。すごくマイナーな私鉄。十和田市に向かっている。駅を見て驚いた。古い。およそ現代の駅らしくない。引き戸を開けて中に入ると薄暗い。なぜか蕎麦屋があって、女子高生がたむろしてる。なんか違和感バリバリ。なんと表現すればいいのか。昭和の匂い。銚電よりすごいかも。駅員のおじいさんが2人。「今日で桜は散るかな」と言われた。車内は桜のオブジェが飾ってあった。桜で有名なのかな?電車は2両編成、東急からの払い下げ。客は60人くらい、半分はツアー客、残りは高校生。電車が発車すると遅い。時間の流れが違う。途中駅から左側に桜並木が現れた。これがとてもきれい。特に枝ぶりがよくでかかった。満開。非常に美しかった。最高の季節に訪れたのかもしれない。終点十和田市から折り返した。
 三沢から快速しもきたに乗ると超満員。奇跡的に座れたけど窮屈だった。野辺地からそのまま大湊線に突入。大湊線下北半島の東側を走っている。ひたすら荒涼とした海沿い。とにかく下北半島は自然が残っていて、風が強いのか高い木がない。背の低い針葉樹、そして海。異質な雰囲気。へたをすると北海道よりも辺鄙かもしれない。みんなバスに乗り換えてさらに奥地を目指した。私は終点大湊から折り返した。このあたりは昔やすをと車で探索したことがあるので個人的にはあまり新鮮味はなかった。
 野辺地から青森を目指した。青森到着は19時。アポなしだったが、東横インに滑り込めた。すぐに着替えて走りにいった。今回の旅行ではなるべく走ろうと思ってる。青森ベイブリッジを渡り、北突堤を先っぽまで。町がとてもきれいに見えた。楽しみな夕食は「一八寿司」、青森って何の海産物が有名かなと思ってたら、ほたて、いか、シャコ・・・ん〜微妙だ。すごくおいしかったが、全体的に割高。安くないと意味がない。
 出発は気乗りしなかったくせに、一日が終わってみればとても楽しかった。