びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/01/13(日)「旅行③」

 秋田−大曲−角館−鷹巣−大館−川部−大館−盛岡。早朝の秋田は一面が雪に覆われて真っ白だった。それに肌を突き刺すような寒さ。秋田を出発したときは、吹雪いてホワイトアウト。景色が全く見えず。窓ガラスも曇るどころか外側から凍っていた。電車も遅れたが、なんとか角館までたどりつけた。
 秋田内陸縦貫鉄道は、元々は南側の角館線と北側の阿仁合線だったのが、三セクになってから結ばれたものである。三セクであるのできっとインパクトあるに違いない。マタギで有名な山深い地域を通り、かなりの山岳路線が期待できた。角館のこれから行く先には真っ白に化粧をした山並みが見て取れた。どこを通るのだろうか?いやがおうにも盛り上がった。列車はスタート。そこそこ客は乗っているのだが、乗降する客はいない。ひたすら過疎化地域を進んでいった。すごいへんぴだ。いつ廃止になってもおかしくなさそう。すぐに窓は曇り、そして凍りついた。これは非常に残念だった。楽しみにしてた景色がほとんどわからなかった。トンネルがいくつかあったことくらいしか印象に残っていない。再チャレンジが必要。
 この時点で、冬の東北を列車で旅することはあまり得ではないとの思いを強くした。景色は見えなかったり、列車が遅れる可能性がある。そして、日が短い。ここでまた予定変更。花輪線で盛岡経由し仙台に行くつもりだったが、津軽鉄道を目指すことにした。ここまであまりインパクトが得られてなかったし、長い距離を乗っても景色が見えないのでは意味がない。それならば、こういうときこそ津軽鉄道のストーブ列車に乗ろう。納得の一手のはずだった。しかし、川部から五所川原に行こうとしたら、快速リゾート白神は雪のため運休。わざわざ予定変更した結果がこれかよ。ルートセッティングしなおすもリカバリ不能。おまけに目指してた列車はストーブ列車ではなかったり。これはひどすぎる。
 大館から夜の花輪線に乗った。本来なら八幡平の景色を楽しめるはずなのに、暗くて何も見えずorz。そのまま好摩からはIGRいわて銀河鉄道という三セクに乗り入れ。この区間は新幹線開通により三セクになった。だから本来の廃止寸前の三セクのイメージとは違う。盛岡で600円取られたのはむかついた。実質的値上げ以外の何物でもない。どうして三セクにしといてJRはそこを通るんだ(怒)。
 盛岡で郷土料理を食べることにした。「東横イン」にチェックインした後、フロントで教えてもらった店に行ってみると、これが大はずれ。創作料理の居酒屋でちっとも郷土料理じゃなかった。突き刺すような寒さの中、我慢しきれずに手打ちをしたのが敗因orz。楽しいハプニングもあれば、ちっともうまくいかない日もあるわけで。