びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/01/12(土)「旅行②」

 昨夏に北海道、クリスマスに信州、正月に九州。今回は3泊4日で東北。唯一東北だけが転勤の可能性がないので、この辺りを堪能しておくことは今後意味が出てくると思われ。東北で気になってることは特になかった。各地の名物を食べようかなという程度。どうやったらインパクトがあるか考えつつ。
 福島−仙台−あおば通石巻−女川−小牛田−新庄−酒田−秋田。仙台から仙石線へ。地下線になっていて驚いた。しかも仙台が起点じゃなくて、あおば通という駅ができている。時間に余裕があったから折り返してみた。ま、地下駅に行ったってなんも面白みはないのだが。地下線になってくらいだから、通勤路線だった。やけに駅間は短く。途中、松島海岸が見えた。2度目だが、どこか不思議な光景。白い海岸、青い海の少し先には緑の島。特別感はあるものの、どこか人工的なものを感じて、私はあまり好きになれなかった。石巻駅ではあちこちに石森章太郎のキャラクターがフューチャーされていた。女川に向かう人はあまりいなかった。行きは寝てしまった。女川は港町、金華山観光の拠点。吹雪いていて駅でおとなしくしてた。帰り景色を見たら一瞬海に近づく以外は面白くなく。石巻と小牛田の間は田園地帯。退屈だった。
 小牛田の駅前の食堂で月見うどん。陸羽東線に乗った。とにかく窓ガラスが曇って仕方がなかった。自分の窓以外は景色は何も見えずorz。新幹線の接続駅古川でどっと人が乗ってきた。満員。そして鳴子温泉でどっと降りた。この頃になると完全に雪景色。冬の東北って感じ。鳴子温泉からは峠越え。そんなに険しくはなさそうだった。新庄からは陸羽西線。あいかわらず窓ガラスが曇っていて萎えた。最上川沿いというので少し期待してたが、大したことなく。
 酒田からは羽越本線。このころ既に日は落ちていて何も見えず。おそらくまさに海岸のそばを通ってるはずなのだが。ここで一つの葛藤があった。当初予定では22時大館。次の日に花輪線、山田線、釜石線、そのまま仙台で牛タン。でも、大館で泊まれるかどうかわからず。それから、秋田できりたんぽが食べたかった。私は別に乗り潰しを趣味としてるわけではなく、景色を楽しみたいだけ。だったらと秋田で下車することにした。
 すぐに「東横イン」が見つかった。隣の居酒屋に入ると10人掛けのテーブルに案内されて一人きり。きりたんぽ鍋を食べてるとおじさんが向かいに座った。私と同じきりたんぽ鍋を頼んでるし、とんぶり卵とか郷土料理を注文してた。いつの間にか2人で話込んだ。おじさんも18きっぷで全国を旅をしてて、思いっきり鉄道の話題。「三陸海岸沿いを通ったけど山ばかりだった」「芸備線の備後落合で足止めされた」・・・。お互いに連絡先を交換。予期せぬハプニングは旅の醍醐味。