びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/09/12(月)年休「旅行⑩」

 18きっぷの有効は今日までであり、そんな安易な理由で会社を休んだ。遅くまで飲んだために朝5時の列車に乗ることは不可能になった。起きたら9時、小海線を乗りにいこうという予定も完全にパーだった。18きっぷで行くよりは、眠ったり勉強したりした方がいいのではないか?けれど、駅に向かった。結局、部屋にいても何もしないことがわかってるから。
 なんとなく東京へ向かった。昨日の出来事が強烈だったのでそのことばかり考えていた。そのうちに眠くて自然と眠っていた。東京駅に着いてしたことは、お腹が減ったので昼食を取ることだった。全国の駅弁を売っている店を見つけたので、通路に座って新潟のいかめしを食べた。さて、どこに行こうかということで、候補としては、鶴見線制覇、鹿島神宮なまず等が思い浮かんだが、中央本線に乗っていた。やっぱ小海線に行きたかった。ダメでも身延線があるではないか。快速で高尾まで。けど、高尾でアホらしくなって八王子に戻って八高線を目指そうとした。そこで初めて時刻表を調べた。ここ最近の旅行では自分の時刻表を持っておらず、駅で調べるスタイルを貫いた。全く意味はないw。調べると小海線の往復は無理だが、片道で長野新幹線で帰ってくるルートは可能であることを知った。最初に小海線に行くと決めたのだから行かないと悔いが残るだろう。今やれないことは今後もできない。
 再び高尾に出て、普通電車で小淵沢まで。なぜ小海線にこだわるのか?小海線は日本で一番高いところを走っている路線として有名。昨年、中央線周りで滋賀に帰ったときに、小淵沢で1時間の待ち時間があった。そのときに小海線のこじんまりとした旧式の1両が止まっているのが目に付いた。小淵沢自体がすごくいい感じの場所だったので、さらに標高を上げていく小海線に強く惹かれた。北海道の後に見劣りしない路線としては一番の候補。それから大学友人Sもいい路線だと言っていた。
 小淵沢に止まっていたのは新式の2両だった。片側は4人がけのクロスシートで、片側は2人がけのクロスシート室蘭本線の車両と同じ造り。お客さんはずっと多くて席の半分が埋まっていた。列車がスタートすると、すぐに森に入ってひたすら高度を上げていった。八ヶ岳高原線という別名がついてるが、まさにそれにふさわしい雰囲気。信楽高原鉄道と似ている。右も左も森。たまに見晴らしが良くなると、遠くに緑の険しい山が見えた。やっぱり北海道のなだらかな感じとは異なる。この辺りは初めて訪れたが、避暑地のイメージがぴったり。日本で一番高い標高1345mの野辺山駅、子供の頃から知っていた駅についに訪れることができた。
 列車が下り始めるとともに、面白みは失われて行った。小海駅で乗り換えると、待っていたのは世界初のハイブリッド車両、全然知らなかったよ。屋根にリチウム電池を積んでるらしい。確かに発車時とかスムーズで静かだった。終点小諸に近づくに連れて日が落ちていった。周りにも住宅が増えていった。すると車内は高校生で満員。そりゃ平日だもんな。それにしてもローカル線を支えているのは高校生なんだな。
 小諸駅まで行って小海線を制覇。そのまま折り返して佐久平まで。佐久平から長野新幹線。2700円の出費。高崎で下車。だるまの町、実は初めてだった。高崎線快速で上野まで。ま、宇都宮と時間は変わらんな。
 途中、大学友人Sより連絡を受けて飲みにいくことに。デジャブ?上野から秋葉原、そして御茶ノ水。最近、鉄道話で盛り上がりつつw。昨日の話もしといた。誰かに聞いてほしかった。ありがと。