びーの独り言

どこいくの?どっか。

2010/04/10(土)「乗鉄」

 18きっぷ最終日。プチ旅行なので出発は10時半。千葉みなと―東京―熱海―富士―富士宮―身延―甲府―高尾―東京―千葉みなと。
 東海地区で唯一残った未乗区間身延線だった。富士山の西を南北に貫き、富士と甲府を繋いでいる。大阪に帰るついでに寄り道するには大変で、かと言って日帰りでは面白くない、と思ってるうちに最後まで残ってしまった。ただ乗るだけでは味気ないので富士宮やきそばをメインに据えた。富士にはうちの工場があり、富士宮にもある。千葉に戻ってきてから何回か出張に行ったことが思い出された。また、今も絡んでいるAさんは富士宮出身だ。さて、身延線は通り抜けに3時間かかる。富士付近と甲府付近の本数は多いが、中間部は少ない。普通列車では不便だが、特急ふじかわが設定されている。地方路線で特急が走っているケースは珍しい。そのためか電化されていた。身延線はトンネルの断面が小さいと聞いていたが、どれもレンガ巻きで歴史を感じさせる一品だった。富士宮に着いた。やきそばのあてはなかったが、公認ののぼりがあることを知っていた。改札の前に1軒あったが、狙い打ちされてると思いスルーした。駅前ロータリーの歩道橋から眺めるとホテルのレストランにのぼりがあったが、これもスルー。歩道橋を渡ったところにそれっぽい店構えの店を発見。入ってみたら、客はすべて観光客ぽくw。ビールを飲みながら食べた。麺が硬くて魚の粉が特徴。やけにうまくて、来てよかったと思った。食べ物は人を直接感動させる。富士宮から先は単線になりどんどん山を上り始めた。富士宮の町を一望でき、バックは富士山、思いがけずこれはよかった。それからは富士川とともに山あいを進む展開。いい景色だった。分水嶺を越えると興味がなくなって眠った。知らない間に満員になっていた。甲府では祭りをやっていた。
 そして「鬼丸」。確実に太る努力をしている。
 これで春の18きっぷは終わった。春はなぜか低調。昨年は活動しなかったように、今年も気乗りしなかった。けれど、結果的に有効に使えたと思う。鉄道に乗るより別のことがメインになりつつある。それはそれで新たな展開。さあGWは青森函館、桜の旅再び!