びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/03/27(火)「開発」

 本社サイドが滋賀に目を向けた理由がよくわからないが、私が立て続けに報告書を出したのと関係があるのかもしれない。元々、本社が期待してたのは開発案件であり、私もそういう認識だったのだが、意見を言ったら次から次へとはずされ、本来の研究所業務が遂行不能になった。そういうことであればと、干されてできた時間を利用して報告書をまとめあげた。印鑑もらえないかなと思ってたら不思議なことに承認された。個人名挙げて本社に連絡しますよと言ったのが効いたのかもしれないし、丸投げの極意とは上にも丸投げすることなのかもしれない。ま、印鑑をもらえなかった場合は勝手に送付するつもりだったけど?で、まるで内部告発w。
 最近、ルーチンが押され気味のようである(上層部は常に危機感を煽るので、本当かどうかは不明)。本社的には開発のために研究所を置いているのに、あいつらはちゃんとやってるのかと思ったのだろう。でも、今までここの工場の実情見てると、開発と言っても子供が遊んでるのと同レベル。ずっと現場に立ち尽くして、たまに測定するだけ。作るだけ作ってちゃんと評価しないし報告書も出ない。会社のためにも自分のためにも時間がもったいない。現場に立ち尽くすために滋賀に来たわけではない。私には私にしかできないことがある。開発ってやつは、新製品を作るだけではなく、新しいことをすることだ。地味で目立たないが、機器の校正やマニュアルの作成は、技術の基本となる大切な仕事だ。正しい測定をすることがどれだけ大切かなんて、本社には到底理解できないだろうな。
 今まではまともに情報発信できなかった。そう簡単に困ってますと声高らかに宣言できるわけもなく。700kmも離れてる人たちに何を訴えればいい?向こうも聞きたいように見えないし。それらの結果、私に汚い部分が集中することになった。アウェーの地で八方ふさがり。生き延びるためには自分で道を切り開くしかなかった。こうなったアレはよくわからないが、そういう流れだったのだろう。