びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/03/11(日)「日野ラン」

 来週レースを控えてる。先月からゆるく走ってはいたが、足に少し刺激を与えてる程度で、全く軽くならない。そりゃ体重変わってないもんな。あとは長距離を走っておくくらいである。我が貴生川駅からは4方向に鉄道が伸びていて、前回のつくばマラソン前には信楽、柘植、草津まで走った。残るは八日市、最長28km。遠すぎる(汗)。手前の日野までは10kmちょっと、少し短いかなあ。
 15時スタート。雪がちらついてて意外に寒かった。でも、それは望むところ。暑いより寒い方がいい。力入れず歩くようにドスドス。コースは近江鉄道沿い。過去に行ったことがある水口松尾駅を30分で通過、その先は未知の世界。ひたすら山越え。鉄道が併走できるくらいの勾配だからきつくはない。それより、道が激狭で車がバンバン通るのが怖かった。まわりはすすきだらけ。「昭和枯れすすき」という歌があったなあ、♪貧しさに負けた、いいえ世間に負けた・・・イカイカンw。日野到着は67分。タイムスリップしたような木造の建屋。さびれまくり。その先はひたすら田んぼの中、これが近江平野か?北海道のような景色。西日を浴びながら前進。朝日野というところでストップ。約100分だった。悔しさもあるのだが、現時点ではこんなもんかな。久々に走ったという気分になった。
 帰りは近江鉄道を初体験。朝日野駅は田んぼの中。遠目にもわかりにくい。近づくとホームがあるだけ。駅舎などない。かろうじて自転車置き場がある程度。ひたすら寂しい。私の他には誰もいない。冷えた身体に寒風がまともに当たる。本数は30分に一本くらいだが、幸いにしてすぐに汽笛が聞こえた。2両編成で黄色の塗装。103系に似ている。3ドア、ロングシート。後部の扉から入って整理券を取る。ワンマンだw。乗客は15人くらい。ガラガラ。田園風景の中をゆっくりガタゴト走っていく。遅いし揺れる。広告のほとんどが東進衛星予備校w。日野駅の通過待ち合わせで20分くらい待たされた。スピード競争とは無縁だ。やる気ねえw。貴生川が近づくにつれて、見慣れた景色が現れるようになった。電車からの風景は、いつもとは逆の視点であり少し面白かった。
 この電車、なんで存続しているのかがわからない。赤字路線で有名だった信楽高原鉄道の方が客がいるし、営業努力が感じられる。乗客20人が500円使ったとして売り上げたった10000円だよなあ?儲かってるとは思えないんだけど。近江鉄道西武グループ傘下であり、税金対策じゃないのかなと思う。でも、公共機関って儲けだけで測れない部分もある。そりゃ私だって存続して欲しいと願うわけで。
 今回、コンプリートしてないので、いずれ再チャレンジするつもり。それから、車で新しい町に遠征することも考えている。琵琶湖周辺はいいところがありそうだし。