びーの独り言

どこいくの?どっか。

2006/11/18(土)「柘植ラン」

 来週のつくばマラソンを控えて企画ジョグの第2弾。柘植は草津線の終点であり、関西本線と接続してる。貴生川からは20kmくらい。ここ、一年草津線に乗るたびにどんなとこだか気になっていた。地図で道を確認すると、県道4号線をたどるだけ。終点手前の油日から柘植までの駅間が長くくねっている。これは山道の可能性が高い。空は曇っていて暗かった。気象庁によれば、雨は降らないようだ。14時にスタート。
 先週のハーフのおかげか余裕があるような走り。甲南まではいつも走ってるコース。甲南より先は、車で油日まで行ったことはある。1年前大学友人Sと行った道だ。県道は狭い。歩道も途切れ途切れ。わだちもあるし走りやすいとは言えない。交通量も多く、一回トラックに当たるかと思った(汗)。ほとんど草津線と並行。甲南、寺庄、甲賀、油日までは平地を1時間。ここからは予想通り山岳ステージ突入。滋賀を走るとどこかで山になる(苦笑)。信楽がえげつなかったせいか、そんなにきつくは感じなかった。山を抜けると三重県伊賀市甲賀から伊賀、忍者の里をはしごw。一瞬見晴らしが良くなって期待感を持ったが、目指す柘植駅はへんぴな方角。行けば行くほど上り坂。本当にこの先に駅なんかあるんか、というような道。駅にたどりついたときには2時間が経過。あわよくばご飯でも食べようかと思ってたのだが、駅前には2件の喫茶店だけ。コンビニもない。田舎というより人の気配自体が少ない。
 駅は広かった。けれど人がいなくて寂しい。時刻表を見ると関西本線って草津線より本数少ないやん。第2土曜日なんて保守のため昼間の4時間運休って。本線と言いながらローカル線に負けている。電車に乗ったのは私だけ。きっともう乗ることもないだろう。窓におでこをくっつけて風景を目に焼き付ける。右も左も山だ。けど、信楽高原鉄道ほどじゃない。油日から先は併走してたので見るところもなく。車両もいつも乗り慣れているものだし。電車の旅としては面白みはなかった。唯一、柘植駅が見れてよかったかな。それはある程度覚悟してたことだけど。
 これで貴生川から草津まで行けば、草津線制覇になる。それと本命の近江鉄道。まだまだ旅は続く。