早起きしたが、二度寝した。眠いのはかなわんもんな。9時半起床。18きっぷで帰った。ただし、寄り道あり。いつも同じルートじゃ面白くない。千里丘−京都−米原−大垣−美濃赤坂−大垣−大府−武豊−大府−豊橋−浜松−沼津−東京−千葉みなと。
最初の寄り道は、美濃赤坂駅だった。これは東海道本線の支線。大学友人Sに言われるまでほとんど忘れていた路線。わずか6分。この路線が廃止にならない理由は、東海道本線で営業許可が出ていて部分廃止は認められてないから、と聞いたことがある。終点美濃赤坂の先には私鉄の貨物線が伸びているらしい。こんなミニ線なのに18往復が設定されてるし、4両編成。でも、客は15人くらい。途中まで本線上を進み、強引に本線を横切る。すぐに荒尾駅。すごい小さい駅。なのに10人くらい下車。自転車置き場には自転車が一杯。結構利用あるのかも。単線、民家の隙間を縫うようにゴトゴト走る。この先、どこに行くのかと思ったら、視界が急に開けて大きな貨物ヤード。別に貨車が停まってるわけでもない。荒れ果てた広大な敷地。その脇に美濃赤坂駅。木造の古びた駅舎。亜空間。
次の寄り道は、武豊線だった。知多半島を走る盲腸線。都市部に近いためあまり期待してなかった。ネーミングが競馬騎手に見えて仕方なかった。2両編成ワンマン、非電化単線、一昔前の味のある路線といった風情。駅間が短かった。交換設備のある駅が多かった。乗客は多くて賑わっていた。草津線のイメージに近い。複線化が望まれてるみたいだが、敷地的に拡張する余地がなく難しいと思われる。
今回の帰省では良い旅程を組めたと思う。勝手知ったる気楽な旅だった。