昨日丸投げした件は、丸投げ上司が笑いながら少し内容を聞いてきただけで、Sさんからは何も言われなかったし、CCで入れといた営業からもコメントはなかった。触らぬ神にたたりなしであろうか。実にドライな人間関係だ。
今月に入ってから偽装関連からは足を洗ったので、一時的に不良品がたくさんでている。ISO9001では、トラブルが生じたときの対応として、状況を把握して、原因を調査して、対策をとって、改善されたかを確認し、確認されたなら他の事例に水平展開する、といったプロセスを経る。これをまともにやると、時間がかかってしょうがない。けれど、つらいのは時間がかかることではなく、周りを説得することである。みながチャレンジブルな人だったらいいのだが、ほとんどの人がきわめて保守的である。品質をよくすることよりも自分の仕事が増えないことを考えている。品質がよくなるとわかっていても、今までのやり方を変えることには抵抗感がある。物を相手にするのは簡単だ。人を相手にするのは難しすぎる。けど、仕事ってそんなもんなんだよな。
滋賀に来てから１４ヶ月。すっかり社会派ブログになってしまった。これからどんな風が吹くのだろうか？そして何を目指すのだろう？
