今日は上野公園に花見に行く予定だった。上野公園の桜には特別な思いがあった。しかし、昨日から天気は崩れて、あいにくの雨予報。雨は降ってなかったけど、完全に曇っていて、視界はどんより暗かった。
出発は13時頃。東京駅の「祭」で直江津の「鱈めし」を買った。
14時半、上野駅の公園口。公園口は既にいつもと違い凄い人だった。流れに任せて歩いていくと、前方右側にチラッと桜が見えた。あんまり咲いてないように見えた。人混みの中の誰か若い男性が「全然咲いてないじゃん」と言った。
しかし、それは杞憂だった。左折するとたくさんの桜が咲いていた。さくら通りというらしい。桜は満開だった。けれど、空はどんよりしてて、きれいだとは思わなかった。昔、Rと見た桜は素晴らしかった。Uさんと来た時も素晴らしかった。でも、もう隣には誰もいないし、いたずらに年を食っただけ。周りはアジア系の外国人だらけ。風情も何もあったもんじゃない。時間の流れは残酷だ。でも、何もしてこなかったのは自分自身。結局、上野公園で得られたものは、あの時はよかったのにという気持ちだけだった。本当はそういうのを見て楽しまなければいけないのだろう。そう思えるほど、大人じゃないんだ。
東京駅で下車。オアゾの丸善に行った。注目してるライターのpatoさんの新刊を買いたかった。ランキングの所に「三体」の文庫本があった。中国の作家が書いたSFでちょっと前に話題になっていた。中国のSFとは一体どんなんだろうか?前に入院仲間のIさんからお薦めというラインが来たこともあった。とりあえず買うことにした。あと池谷裕二の新刊もあった。これも狙ってたやつ。5月発売だと思ってたので意外だった。「進化しすぎた脳」の続編ということで大いに期待。patoさんの本はすぐに見つからなかったけど、平積みになってるのを見つけた。今回買った3冊はどれも期待が高くて満足だった。
1810、新習志野のプール。プールは中1日。最近たるんでたので、ばた足を意識した。ばた足を入れると自然に腕にも力が入った。めっさしんどかった。後半はばた足を中心にしながら、腕はラクに適当にした。自然と腕のかきは大きくなった。でも、最後は腕をかくのに腰を入れてる感覚になっていた。クロール11.5往復。休憩。クロール15.5往復。2700m。だいぶ距離を戻してきた。やはりばた足が重要だな。
パッとしない一日だったけど、泳ぎがよかったので終わりよければすべてよしかな。