ビッグサイトの展示会に行った。思ってたのと違って、あんまり参考にならなかった。
ただ10年前と比べれば、太陽光発電は思ったよりまだまだ頑張っていて、自然淘汰されたと思ってた中国勢がまだ雨後の竹の子のように乱立していた。あんだけいた日本勢はまったくいなくなっていた。半導体、液晶と同じように駆逐されてしまったか？ソーラーフロンティアがまだあったことに驚いた。その他のスマートグリッド、燃料電池、風力発電などは10年前とあんまり変わってないなと。これではまだまだ時間がかかるだろう。今を牽引してるのは脱炭素の流れだけ。二酸化炭素が地球温暖化に効いてるという確固たる証拠もないのに、そういう主義主張だけを信じて進んでいっていいのだろうか？今の消費エネルギーの大半を自然エネルギーだけで賄えるのか？エントロピーが増大し続けるという原理に照らし合わせると、エネルギーがどこかから湧いて出るなどという都合のいいことは成立せんだろうに。開発はいつか損益分岐点を迎えてオカルトに走るのではないかと思っていたが、まさに今がその時のように思える。いつかこの脱炭素ブームは人類の黒歴史となるだろう。そして世界はいよいよやることがなくなって、資源を奪い合うために戦争でもおっぱじめるんじゃないか？皆が仲良く助け合うような世の中は想像できないんだよね。
