八戸行きのフェリー2等船室。一つ離れた両隣におっさん2人がいて、それぞれのいびきがお互いにうるささを競ってるようだった。起床は645。朝食後、昨日書けなかったブログを打った。途中までしか書けなかった。
7時半、出発。今日は千葉まで帰らなければいけなかった。八戸はとても晴れていて、これから帰ると言うのに、希望に満ち溢れていた。今回の旅は天気に恵まれなかった。車の旅行では天気は大事だと思った。735、給油。
八戸ICから八戸道へ。昨日のブログを打つためすぐのパーキングに入った。8時、福地PA。千葉みなとまでの時間を調べると8時間だった。5時間の余裕があるか？でも、行きたいところは特になかった。なるべく東京から離れてる方がいいけど、帰るのがしんどくなりそうだし。
910、出発。1135、眠かったので志波姫PA。1150、出発。山形の「かかし」に行って牛タンを食べたかったが、それだけのために山形に行くのはやり過ぎだと思った。1240、菅生PA。昼食。牛タン丼。うまくてビックリした。普通牛タンってイカみたいな弾力のある硬いイメージなのだが、ここのは柔らかくてジューシーだった。塩ダレもナイス。ずっとここでいいかも？職場へのおみやげも買った。北海道ではあまりおみやげ物屋に行かなかったし、欲しいと思うおみやげもなかった。「ままどおる」や「萩の月」にしたかったが、高いので見送った。ずんだと牛タン味のお菓子にした。
1315、出発。行き先は磐梯吾妻スカイラインを目指すことにした。磐梯吾妻スカイラインは、前に行こうとしたが、雨が降っていた。通行料がなかったのでちょうどよかった。東北中央道の福島大笹生IC下車。
1355、道の駅ふくしま。トイレ。1410、出発。磐梯吾妻スカイラインの前に給油。
磐梯吾妻スカイラインに入った。ひたすら上った。対向車が多かった。
1350、つばくろ谷。不動沢橋があった。駐車場から不動沢橋まで歩いた。橋からは福島の町が見下ろせた。少し霞んでたけど、いい景色だった。
15時、出発。景色は緑の山から茶色の山ばかりとなった。ここは火山地帯だった。山肌からは煙が吹き出し硫化水素の臭いがしてきた。
1520、浄土平。駐車場は500円。火山の中腹にあった。レストハウスなどいろいろな建物があった。火山とは反対側には吾妻小富士があった。こちらは頂上まで階段があり、登れるようになっていた。せっかくなので登ることにした。登りきると、火山の麓に小さくレストハウスがあるのが見えた。いい眺めだった。反対側は火口になっていて、覗き込むとすり鉢のようになってるだけで、穴が見えるわけではなかった。火口は一周できたが、どんな景色だろうという好奇心よりもしんどそうなので止めた。
1550、出発。裏磐梯に行こうと思ったが、その前に廃線跡を確認することにした。
1635、磐梯急行電鉄沼尻駅跡。磐梯急行電鉄は磐越西線の川桁駅から北方の沼尻を結んでいた。廃線の地図を見てると、どうしてこんなところに鉄道を通したのかと不思議に思うことがある。ここはそういうところだった。沼尻は少し開けていて温泉があった。知らんかった。駅舎が残っていたが、これは現役時代とは向きが違うようだった。近くに駅名標を象った看板があった。磐梯急行電鉄の廃駅すべてに設置されてるようだった。今回はスルーした。また別の日に改めよう。
裏磐梯の五色沼に行きたかったが、時間が遅くなりそうなのでキャンセルした。喜多方ラーメンを食べる余裕もなかった。磐梯熱海ICから磐越道。1750、那須高原SA。1805、出発。宇都宮IC下車。
1910、中華とんとん。臨時休業orz。前もあったような？これをやられるのが一番辛い。グーグルではわからないもんな。ここは目の前に宇都宮ライトレールが通っていた。4日後に開業だった。試運転の車両が通過していった。見れてラッキーだった。
上三川ICから北関東道。東北道に入り、20時、佐野SA。佐野ラーメンを狙った。遅いのにまだ開いてたし、混雑していた。「ラーメンは20分かかります」と貼り紙があった。ラーメンはシンプルにうまかった。佐野ラーメンの定義を知らないが、なんかそれがわかるような特徴のある味だった。これからはここが定番になるかも？
20時半、出発。帰宅は2225。荷物がぐちゃぐちゃだけど、ちゃんと片付けた。片付けるまでが旅行です。
今回の旅行では、道央を狙った。道央は地味すぎてなかなか行こうと思わなかった。西の方は湖と山というところ。大平洋側は開けてて北海道感はなかった。羊蹄山の辺りは今までにない北海道の景色だった。日本海側は、ニシン番屋のあった増毛や江差と変わらなかった。道央の東の方は炭鉱ばかりで、どこも寂れていた。雄別や他の町が滅びているのに比べればマシなのかもしれないが、ああなるのも時間の問題かもしれない。今回はアイヌ関連の施設を回ることができた。既に知ってることも多かったが、三人の詩人や知里幸恵の詳細を知れたのはよかった。。
今回の旅行も頑張った。昨夏やGWに行ったこともあり、しかも場所も道央、インパクトは弱かった。段々と新しく知ることも少なくなってきたが、それでもまだフロンティアは残っていると信じている。来年は道東に行きたい。
