今日は善水寺に行くことにした。ここの本堂は国宝で、2005年8月に大学友人Sと訪れていた。私が最初に連れてこられた寺であり、滋賀の最後に見ておきたかった。
道中の山道も駐車場もまったく記憶になかった。しかし、本堂には見覚えがあった。それは写真を撮って何回も見てたから。ただ、細部は記憶とは違うような気がした。
本堂の中については、まったく覚えていなかった。今たまたま読んでる本で善水寺にたくさん仏像があったことを知った。内陣の真ん中には大きな御厨子。両側には梵天と帝釈天、四天王と十二神将、蝋燭の光に照らされて幻想的な雰囲気を醸し出していた。
今までいろんな寺を見てきたけど、最初に見た寺というのは特別感がある。古い仏像に惹かれるように、17年の重みには敵わない。
ブログを見返した。当時は仏像に興味がなかったのかなと思っていたら、しっかりと仏像の名前まで書かれていた。当時、仏像の名前なんてまったくわからなかったのにも関わらず。また副産物として、行こうと思っていた寺に実は行ってたことを知った(驚)。記憶なんていい加減なものだ。結局、写真があるかどうかだけの問題？
