装置の搬出があった。東京から代理店の人が来た。その代理店とは東京時代に付き合いがあったが、付き合いのあった人は別の名前であり、来る予定の人の名前には見覚えがなかった。今朝、昔の名刺を探すと、来る予定の人と5年前に名刺交換していたことがわかった。でも、どこで接点があったのか思い出せなかった。
偶然にも同じ装置で今の代理店の人から電話がかかってきた。アポを取るための電話だった。「部署が閉鎖になるので、今日装置をばらす予定で、東京の代理店さんが来る予定」と伝えると、さすがに驚いていた。「あとで伺います」とのことだった。
東京の代理店さんが到着した。顔を見ると、強烈に見覚えがあった。そして向こうは最初から私のことを知ってるかのように話しかけてきた。話はよく盛り上がったのだが、この人とどこで接点があったのかは思い出せなかった。
装置は手際よくばらされた。別にやってきた2tトラックは特別なエアサスがついたもので、荷物に振動が加わらないものだった。チャーター代を教えてくれたが、そんなに高いとは思わなかった。
荷物の搬出途中で、今の代理店の人が来たので、3人で話した。2つの代理店の関係は、東日本と西日本で担当を住み分けていた。2人は昔からの知り合いで、一緒にアメリカに行ったこともあるそうだった。狭い装置業界のあるあるだった。
荷物の搬出はすんなり終わった。こんなに簡単に運べるものかと感心した。これだったら他の装置も簡単に運べるのではないかと思った。きっと錯覚だろうが。
別件で東京のMに電話すると、「その人、ガスの希釈の時に来てたじゃないですか」と言われた。そんなことあったなあ。すっかり忘れていたわ。確かあの時もめっさしゃべったような気がした。
今日は初めて機器の搬出を経験できた。また東京の人もいろんなことを教えてくれた。有意義な一日だった。
