びーの独り言

どこいくの?どっか。

2021/06/20(日)「須磨」

 ここんとこ土日に早起きするのが課題だったが、今日は、8時半過ぎに出発できた。JRで大阪駅へ。9時半、ますのすしは売ってなかったorz。せっかく寄り道したのに。富山からのサンダーバードがまだ到着してないのだろう。
 阪急に乗って茨木市駅へ。こないだふるさと納税でしゃぶしゃぶ用の肉が届いたので、伏見屋に行ってポン酢を買った。わざわざ茨木まで行ってポン酢かと思わなくもないが、伏見屋を見るとTさんのことを思い出すのでアリかと。
 10時過ぎ、昼飯には早かったが、たこ焼き屋に行った。テイクアウトをやってるだろうと思いつつも、ワンチャン中で食べられるかなと期待した。結果、入り口がカーテンで仕切られていて中には入れなかったorz。まあいい。テイクアウトは初めてなので面白い。とりあえずいつもの20個。
 阪急に乗って再び梅田駅へ。先週から動線がゴミ過ぎるw。11時過ぎ、JR大阪駅に移動し、再度ますのすしチャレンジ・・・成功!諦めなければいつかはうまく行く。
 大阪駅のベンチに座り、たこ焼きを食べた。水分でべちゃべちゃで、いつもの外カリカリではなかった。持ち帰りでは水っぽくてパンチが足りずイマイチだと思った。
 1136の新快速で神戸駅、普通で須磨海浜公園駅へ。最初、須磨駅に行くつもりだったが、この駅名を見て飛び降りた。この駅のことは知らなかった。おそらく最近できた駅ではないか?駅前には何にもなく、いきなり住宅街が広がっていた。たくさんの人が歩いている方向に歩いていくと、自然と須磨海浜公園に到着した。
 須磨海浜水族園に行った。昔は須磨水族館と言っていた。須磨水族館は子供の頃の遠足などで2回のチャンスがあったが、どちらも風邪かなにかで行けなかったという因縁の場所であった。須磨水族館がどんなところか40年以上気になっていたわけである。大学友人Sによれば、リニューアルされてすっかり昔の雰囲気はなくなったらしかった。
 入るとすぐにライトが落とされ、巨大水槽が青色に光っていた。美ら海水族館と同じ演出に思えたが、さすがに美ら海に勝てるはずもなく。キッズが山ほどいてピーチクパーチクうるさかった。コロナにかかりそうでうんざりした。正直、西成よりも怖かった。いつもならじっくり観察するのだが、足早に回ることにした。
 水族館の規模は思ったほど大きくなくこじんまりとしてた。2階にはカピバラやペンギンがいた。ヒトデに触ると硬かった。大学友人Sによれば、昔は入り口でヒトデに触れたらしい。
 滞在時間はわずかに1時間。念願の須磨水族館は私が行きたかったものとは別物のような気がした。緊急事態宣言下にも関わらず、ところ狭しと騒ぎまくるキッズの声だけが耳に残った。須磨でこんなんだったら海遊館なんて絶対止めといた方がいいな。
 須磨の海水浴場を歩いた。泳いでいる人はいなかったけど、砂浜にはたくさんの人がいて、あちこちにテントが張られていた。バレーボールのネットを張ってビーチバレーをしてる人もいた。遠くには明石海峡大橋が見えた。JR須磨駅まで歩いた。
 JR須磨駅から山陽須磨駅に移動し、1408の電車で隣の駅の須磨浦公園駅へ。須磨浦山上遊園のチケットは1800円だった。高い!けど、ここまで来たら後には引けぬ。
 まずロープウェイに乗った。ロープウェイが上がるときの高揚感はたまらない。西に須磨海岸が一望できた。
 次にカーレーター。一番の目的はこれだった。今まで全然知らなかったが、最近TVで見て強烈なインパクトがあった。日本一乗り心地が悪い乗り物だそうだ。2人掛けのシートがガタゴトとけたたましい音をたてながらリフトのように等間隔で動いていた。おじさんの指示に従い飛び乗ると、信じられないくらいの振動が来た。身体が上下に跳び跳ねるようで、まるで車がエンストした時のようだった。こんなんがずっと続くんかよと思ったら、途中からだいぶマシになった。ずっと機械油とゴムの匂いがしていた。
 回転展望閣。床が回る回転レストランである。回転レストランと言えば明石の天文科学館を思い出すが、どうやら兵庫には回るレストランがたくさんあったらしい。この建物の屋上は展望台になっており、眺めは素晴らしかった。眼下に走るJRがまるで模型のようだった。
 観光リフトに乗った。リフトは深い谷を一回下りてまた上って隣の山に移動していた。山陽電鉄はなぜこんな山の上に遊園地を作ったのだろう?リフトに乗るのは賤ヶ岳以来。リフトが意外に速くてうまく乗れるかどうか少し不安になったら、おじさんにリュックを前に抱えるように言われた。リフトは開放感があり空中散歩のようだった。
 隣の山上には遊戯施設がいくつか点在していた。そのうちの一つ、サイクルモノレールに乗った。これ好きなんだよな。このレール上から見る景色が一番いいことに気づいた。
 リフト乗り場に戻り、すごく長そうな階段で行くかどうか躊躇するくらいのところにふんすいパレスはあった。ふんすいパレスは須磨浦山上遊園のメインの施設で、印象的な大きなアーチがあった。しかし、名物の噴水はお休みだったorz。コンクリートむき出しの観覧席があり、まるでギリシャのコロシアムのようだった。
 来た道を下山した。16時前、須磨浦公園駅から阪神経由で帰った。
 須磨海浜水族園の時点で今日はダメだと思った。ほぼ家族連れかカップルしかいない中でおっさん一人で見学するのはこれ以上なく孤独だった。須磨海岸須磨浦山上遊園も同じだった。ずっと足取りは重く下を向いていた。人と比べる必要なんてないんだけど、勝手に周りからの情報が入ってくる。こんなキッズ向けの施設なんかに来るべきではなかった。私にはマニアックなマイナースポットがお似合いだ。
 帰ってから自治会の仕事をした。今日は疲れたはずなのにやけに進んだ。