びーの独り言

どこいくの?どっか。

2018/07/08(日)「外泊」

 起きたら9時だった。3日間降り続いた雨は遂に止んだ。これから病院生活が本格化するんだなあ。
 10時半前に溜まった洗濯物を持って数%に行った。数%にはコインランドリーがあった。こないだ洗濯したのもここ。洗濯の間久しぶりの風呂に入ったが、乾燥の間は外で待たなければいけなかった。喫煙所のベンチに座り、煙草の煙が漂う中時間が来るのを待った。
 部屋で荷造りをした後、ぼんやりとした。窓を開けて扇風機を回す。テレビを見たり、音楽を聴いたり、布団でゴロゴロしたり。この瞬間だけ切り取ればいつもと同じだが、もうこの生活も終わりが見えている。愛すべき日曜日の午後。何をするわけじゃないけど、それが一番贅沢。
 15時ブレーカーを落とし部屋を後にした。次の土曜日までおさらばだ。荷物が重くて苦行感が半端なかった。次は絶対スーツケースにする。
 16時半前実家。限度額適用認定証が届いたらしいので取りに行った。報告もそんなになく、訳のわからなさが復活してたので30分で帰った。
 18時半過ぎに病院に戻った。約束の20時には早いが、他にやることもないし。早速受付に限度額適用認定証を提出した。毎月提示しないといけないとのこと。意外とやることがあって荷物を片付けたりしてると19時半になった。
 熱を測ると37.0℃だった。実は入院してから高い。これは話に聞いてた自覚症状かな?
 看護婦さんが来た。また別の看護婦さんだった。休日や夜はいろんな人に変わっていきそう。血圧と酸素濃度を測った。明日CTがたくさん入ってて昼飯は食べられないとのこと。たくさんの部分が気になった。初日の採血も似たようなリアクションだったし、かなりしっかりと調べられてるみたい。朝に食い溜めするか。
 wifiが使えるか試した。詰まっていた暗号キーは突破した。IDとパスワードは入力がめんどくさかったが問題なく動いた。スピードも問題なく、これは意外とヒマ潰しにいいかも。
 金曜日にYさんからもらった冊子3冊を読んだ。そこにはこれからの治療の内容とスケジュール、食事、リハビリが書かれていた。これはずっと知りたかったことだった。
 移植1週間前からクリーンルームの個室に移動して、抗がん剤放射線治療が始まる。クリーンルームに持ち込めるものにはだいぶ制限がかかっていた。また食事も厳しく制限されていた。基本的に菌を持ち込みそうな物はすべて禁止だった。文面にされるとかなり厳しかった。本の持ち込みもダメだった。これはノートパソコンしかないな?次の外泊までに内容をきちんと理解していろんなグッズを準備する必要がある。生きるためのベストを尽くさないとな。
 明日は何をするんだろう?とにかく頑張るだけだ。