- 作者: 一坂太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: 新書
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ここ1年くらいか城関係の本を集めていたが、読書熱が減退してたこともあって手をつけていなかった。最優先する鉄道本のストックはあったが、そろそろ城関係も読まないとなあという感じで。
幕末から明治維新にかけて全国の城がどうなっていったかを描いている。基本的には明治6年の廃城令で主要な城以外は廃城となった。城がどうなったかよりも藩がどうなったのかの記述が興味深かった。明治維新の際に各地がどうなったかというのはそこの県立博物館に行ってもよくわからなかったんだよな。この著者はよくここまで調べあげたと感心。
明治維新について知りたいならこの一冊。教科書でもこれくらい書き込めばいいのに。以前読んだ「奥羽越列藩同盟」も中公新書だった。中公新書はラインナップが熱そうだ。