びーの独り言

どこいくの?どっか。

2018/06/10(日)「福井」

 8時起床。特に予定はなかった。彦根か福井かなと思っていた。するとTVで橋本左内を取り上げていた。ローカルやなあ。「福井は尾張土佐とともに公武合体論で日本をリードしてたんですよ」、確かに!そして福井に行くことにした。
 乗り継ぎが悪く特急しらさぎを使用。田舎のダイヤだな。0926出発。10時ちょうど福井着。福井は2年ぶり。
 まず観光案内所へ。ここの観光案内所にはいいイメージを持っていた。「県立歴史博物館に行きたい」と言うと「歴史好きだったらと」いろいろ提案していただいた。さらに「無料ガイドあります」と言われてガイドしてもらうことに。優しそうなおじいさんが出てきた。
 おじいさんは今日が初仕事とのことだった。おじいさんはファイルを見ながら「ここは昔は籠籠だった」などと説明してくれた。言われなきゃわからないことだらけでブラタモリ状態だった。
 途中見知らぬおじさんがおじいさんの説明に聞き入り「ご一緒させてもらっていいですか」と参加してきた。押しが強かったのであまり面白くなかった。
 3人で北之庄城跡の柴田神社に行った。柴田勝家は9層の大きな城を建てたとのこと。9層とは初めて聞いた。隣にある資料館に行く前におじさんは去っていった。資料館では別のボランティアガイドさんに説明してもらった。
 おじいさんと福井城祉に行った。昔の写真を見せてもらいながら説明を受けた。天守閣の石垣は福井地震で一部崩れたとのこと。復刻された門も見た。
 次の目的地である養浩館まで送ってもらって12時に別れた。「ソースカツ丼にはかつが2枚でいいのに3枚入ってるんですよ。最後の1枚は酒を飲むんですね」。ガイドさんのおかげで福井という町に親しみが湧いた。何事も先達は必要だなあ。
 養浩館は日本庭園で三本の指に入ると言う。因みにGWの足立美術館が1位である。日本家屋に入ると、池をメインにした風景が目に飛び込んできた。池は緑色で錦鯉が泳いでいた。とても落ち着く景色だった。これはガラス張りの足立美術館を越えているように思えた。ずっとぼんやりしたかったが、先を急いだ。
 すごく喉が乾いていた。昨日も乾いていた。病気でそういう症状が出るらしいがどうだろう?喉の乾きは耐え難く、自販機を見つけてコーラをがぶ飲みした。
 隣にある市立郷土歴史博物館へ。福井の箱ものでは明治維新150年を記念してキャンペーンを張っていた。維新の登場人物が説明されていてなかなかよかった。
 周遊バスに乗り県立歴史博物館へ。こちらが元締めなので大いに期待していたが、明治維新頃の写真がエントランスに飾られているだけだった。期待していただけに失望が大きかった。常設で鉄道の展示がたくさんあったのが救いだった。疲れたので鉄道だけで撤収。
 バスで福井駅に戻り1744発の特急サンダーバードで大阪へ。疲れ果てて爆睡した。
 この週末はまず昨日は大成功だった。レンタカーで何かしたいと企んでいたが、まさか廃線跡巡りになるとは。どうなるかまったくわからなかった分、喜びも大きかった。今日は計画がなかったのが不味かった。元々彦根の気持ちの方が強かった。彦根井伊直弼だからね。最初からわかっていたが、回るのが中途半端になってしまい丸岡城の回収見込みがつかなくなった。計画性のなさが生んだ悲劇だ。全体的には食へのこだわりがなくなってしまった。現地で調べるのは疲れ果ててて難しくなった。予習でカバーするしかないな。さて次のインパクトはどうするか?