びーの独り言

どこいくの?どっか。

2014/05/26(月)「尖閣8」

 朝は目覚ましの鳴る5時前に起きた。0615の朝食ではいつもとは違う兄ちゃんが出てきた。小太りで腕に刺青をしていた。若干怖かったが、接してみると腰が低かった。梅おにぎりを頼むと、いつもと違った。三角形のおにぎりは1枚の大きな海苔で包まれており、おにぎりを持ち上げると握りも固かった。やっとまともなおにぎりが出てきたか。問題は梅を頼んだのに鮭が見えてたこと。食べてみると中から梅が出てきた。日本ではありえない共演。どうやらメニューに「おにぎり(梅・鮭)」と書いていたためだと思われ。今日から味噌汁もついてきた。かなり塩味が強くて残念だったが。
 バスでは本を読んでいた。するとバスは道路脇に停車した。いつものバス停かと思ったが、なかなか発車しない。外からは大きな言い争うような声が。遂に事故ったか?いつ動き出すかわからない状況。いつの間にか車内の温度が上がってきた。ヤバい。いつもの発作が出てきた。お腹が痛くならないだろうか?こんなとこでトイレなんかあるのだろうか?誰にも関係のない孤独な戦いをしばらくしていると、通訳の若い女の子が「故障しました。替わりのバスが来ます」と言った。15分くらいして新しいバスが来た。新しいバスは路線バスの車両だった。こっちの方がはるかにサスペンションが効いていて快適だった。路線バスは遅れを取り戻すため高速を走った。高速からは原野の中にレンガで作られた小さな家がぽつんぽつんと見えた。どれも廃墟のようだった。何人かが手作業で建物を壊していた。遠くには巨大な高層マンション群。この国には何か違和感を感じざるえない。
 昼は日本から持ってきた「エースコック」のカレーうどん。うーん、やはり「カレーヌードル」には負けるなあ。
 夜はSさんもMクンもノリノリで一昨日のすき焼き屋。やはりおいしかった。この店は日本よりいい。そして確実に太る。
 帰りのタクシーでホテル名を告げてみた。一発で通じて嬉しかった。タクシーは大通りをぶっ飛ばした。通りすぎる光る町並みと先行車のテールライト。これがこの国だ。全開の窓から入る風が気持ちよかった。