びーの独り言

どこいくの?どっか。

2014/05/27(火)「尖閣9」

 目覚ましは5時にセットしていたが、4時半に起きた。酔いつぶれて寝るだけなので睡眠時間は充分足りている。朝のルーチンはトイレ、ひげそり、歯磨き、風呂、余った時間でブログ作成。0615朝食、今日も昨日の刺青兄さんだった。前のお兄さんはもしかしてクビ?おにぎりにはまだ鮭と梅が共存していた。
 昼は日本から持ってきたお湯をかけるカルボナーラ。一昨日のペペロンチーノと同じメーカーだけあっておいしかった。
 夜はMクンと話のネタに「マクドナルド」に行った。この町には環状にお堀があり、お堀の内側が中心になっている。お堀の内側に行くのは初めてだった。お堀の内側は非常に驚いたことに、泊まってるホテルの周りに漂っているカオス感はなく、こぎれいで都会の様相を呈していた。たくさんのおしゃれな店があり、たくさんのおしゃれな人がおり、まるで心斎橋から道頓堀のようだった。
 「マクドナルド」はデパートの集まるメインストリートにあった。遠目に小さな「m」の看板を見つけたときはヤッターっという感じだった。中に入ると日本の店と雰囲気は変わらなかった。入り口近くにはテーブルが並び、奥にはカウンターがあった。カウンター後方の上部にはメニューが掲げられていて、鶏肉が中心であることがわかった。カウンターにメニューがなくて、後方のメニューを必死で指差すと、カウンターの下からメニューが出てきた。頼んだのはハンバーガーとコーラが2つついてるセットと、フィレオフィシュ、チキンナゲット。私はチキンバーガーとフィレオフィシュを食べた。味は日本とまったく変わらなかった。チキンナゲットとポテトも日本と同じだった。でも、妙にテンションが上がってしまった。まるで日本の店にいるような安心感。これはいい店を見つけた。多分また行くと思う。
 一番大きな交差点には元日本資本で今はこっちの国のデパートがあった。入ってみると、銀座の「松屋」みたいにブランドショップがたくさん並び、化粧品の匂いが漂っていた。エスカレーターで上の階に上がっても、どのフロアもブランドショップだらけだった。歩いてる人はみんなこぎれいでおしゃれで、おそらく富裕層であると考えられた。上層部はレストラン街になっており、清潔感があり、店の作りもしっかりしており、入るのにはハードルが低そうだった。どうしてこういうエリアが我々の間で話題にならなかったのか不思議だ。今まで怪しい日式居酒屋ばかり開拓してきたが、だんぜんこっちの方がいいぞ。
 デパートからさらにホテルと反対方向に歩いて探索した。中心を通り越すと再びがお堀が現れた。そのほとりは広場になっていて、たくさんの人がエアロビダンスなどをしていた。橋からお堀を眺めると、ライトアップされた西洋風の建物がとても美しかった。左折してお堀沿いに歩くと、お堀の中に巨大な噴水が現れた。水柱がとても高く上がり、さまざまな色にライトアップされていた。河畔に照らされた建物と噴水のイルミネーション。日本ではまったく見たことのない壮大で美しい光景に、やっとこの国に来たという実感が湧いてきた。
 帰りはタクシーを拾った。ホテルの名前を告げると今日も一発OKだった。最近マンネリ気味だったが、今日は成果が多く大満足の一日だった。