びーの独り言

どこいくの?どっか。

城を攻める 城を守る

 「LIBRO」の店頭に平積みになっていた。この題名でしかも講談社現代新書、期待せざるえなかった。
 この本は城を巡る戦いの中から特に面白いものをピックアップしている。どこで調べたのかというくらい史実の描写が細かくて、戦略や人間模様があからさまになっている。昔から人間は権力争いを繰り広げていたんだな。著者のことは知らなかったが、何回も直木賞候補になっているらしい。だからか読ませ方がうまい。さらに題材が素晴らしいので、極上の一品に仕上がっている。とにかく面白い。まさにこんな本が欲しかった。
 5日で読んだ。2回読んだ。続編がでないかなあ?すべての人にお薦め。