びーの独り言

どこいくの?どっか。

2013/06/01(土)「東急」

 大学友人Sの部屋を7時15分に出発した。今日は関東最後の大物である東急を狙った。期間限定のワンデーオープンパスを使用。
 石神井公園―渋谷―三軒茶屋―下高井戸―三軒茶屋―鷺沼―中央林間―長津田―こどもの国―長津田大井町―旗の台―五反田―蒲田―多摩川―目黒―武蔵小山―田園調布―自由が丘―渋谷―元町・中華街―横浜―海老名―二俣川湘南台―関内―あざみ野―センター南―中山―日吉―池袋―石神井公園
 三軒茶屋からは世田谷線。ここは路面電車で有名。世田谷線の駅は田園都市線からは少し離れていた。新しいけどこじんまりした駅。いい雰囲気を醸し出していて、一目惚れした。車両は2両連結、前に運転士さん、後ろに若い女性の車掌さん。車内はロングシートではなく、単騎のクロスシート。路面は専用軌道の複線、適度に草が生えてたり。民家の間を少し進んではすぐに停留所。客の出入りが多くて、地域に密着している様子がわかった。下町を昔ながらにのんびり走る。こういう路線が残ってるのは素晴らしい。
 長津田からはこどもの国線。わずか2駅の盲腸線田園都市線の改札外、外からホームに直結していて軽く驚いた。1時間に3本、wikiで調べると、横浜高速鉄道が施設を保有し、東急が運営。終点にはその名のとおりこどもの国という遊戯施設があるらしい。ホームは子供を連れた家族で賑わっていた。長津田を離れた電車は大きな急カーブをゆっく走った。wikiによれば住民がブレーキ音がうるさいと言ってるらしい。唯一の途中駅恩田には操車場があった。なぜこんなところに?単線の田舎路線、この路線自体がアトラクション。こどもを作る予定もないし、もう来ることはないだろう。
 12時に大井町で昼食。ネットで見つけた洋食「ブルドック」。昭和の雰囲気の汚い小さな路地にあった。2階に案内されると、明らかに建物が傾いていた。窓枠は歪み、壁にはヒビ。いつ崩壊してもおかしくないレベル。こういう建物を放置していていいのだろうか?日替り定食は、串カツとコロッケ、大量のキャベツに味噌汁とごはん。どこか懐かしい昭和のテイスト。パンチはないけど、全体的にマイルド。素直においしかった。また来たいな。
 池上線は五反田と蒲田を結んでいた。駅間が短く、ホームの屋根は木造。下町を走る昭和の匂いのする路線だが、高架になったり、地下になったり、せわしなく。終点蒲田が大きなターミナルなので驚いた。
 蒲田からは多摩川線で東横線多摩川へ。昔は多摩川の先の目黒を結んでいて、目蒲線と呼ばれていたが、今は目黒線多摩川線に分断されている。目黒線都営三田線に乗り入れているが、多摩川線は短い距離を行ったり来たりするだけ。それを補てんするためか、多摩川線の多摩川駅は立派な地下のホームだった。
 渋谷から東横線に乗った。気がつけば中華街・元町だったり。爆睡していた。未乗区間をすっとばしてしまったが、悔しい気持ちはまったくなく。多分面白くないだろうし。
 横浜から相鉄に乗った。相鉄の横浜駅は立派なターミナルだった。相鉄は小綺麗な路線だった。2箇所の終点、海老名と湘南台小田急に接しているだけのことはある。
 湘南台からは地下鉄ブルーライン。地下鉄だから特になんにもなく。18時に関内で降りて中華街を目指した。横浜スタジアムの外に出店がたくさん並んでいて、その中にB級グルメの屋台がたくさんあった。いつでも行ける中華街は止めて、B級グルメの浪江やきそば、気仙沼ホルモン、八戸せんべい汁のセットを食べた。ほんまにこれが本物なのか?出自のわからない屋台は微妙やね。再びブルーライン、それからグリーンライン
 東急は世田谷線こどもの国線以外は想像通りだった。予定を順調に消化した感じ。相鉄と横浜の地下鉄は、地名を覚えに行った感じ。いずれにせよ、何かやることは評価できる。くたくたになっていたのがその証拠だろう。
 池袋の「ジュンク堂」に寄って23時まで。今日もSのところへ。