びーの独り言

どこいくの?どっか。

2012/12/29(土)「旅行2」

 起床0720。気にしていた寒さだが、ズボンのすそから冷気が入る以外は大丈夫そうだった。
 青森函館間は18きっぷだと接続が非常に悪くて必ず2時間くらいは待たされるが、北海道&東日本パスではこの区間に限り特急料金1680円を払えば乗車することができる。0824発特急白鳥に乗った。とても楽ちんだったが、海側をゲットできず、とってもとってもとっても残念。またインナーが暑すぎて気分が(><)。函館には1026到着。
 私は函館が大好きだ!何度来てもテンションが上がる。駅からは函館山がきれいに見えた。夜景アタックできそうであることを確認。観光案内所で市電のフリー切符を600円で。「東横イン」に歩く途中の朝市は無視。海鮮は「百萬石」で食べ飽きてるし、観光客狙いのプライスだし。「東横イン」に荷物を預け、「ラッキーピエロ」へ。「ラッキーピエロ」は2回目。前回は唐揚げが食いにくかったのを覚えている。人気ナンバーワンというチャイニーズチキンバーガーを注文。やはり唐揚げが(ry。
 今回は函館山の麓にある教会群を狙った。これらは今まで楽しみにとっておいた。雪だからきれいだろうという読みもはたらいた。函館は早くに外国に開放されたので、明治初期の教会や領事館が残っている。いろいろと神戸や長崎とよく似ていると思う。坂が多いし。
 ガイドマップを頼りにまずは本願寺に行った。でかいお寺だったが、函館に求めているイメージと違う!
 カトリック元町教会は宗教の自由が認められてすぐに建てられた。でも、函館は大火があり、当時の建物ではない。それでも雰囲気満点、雪化粧してとてもいい感じだった。中の礼拝堂は、よくテレビで出てくるような荘厳な雰囲気。信者が座る椅子と机、高くて意匠をこらした天井。なにより正面に見えるのは磔にされたイエスの像。あちこちに聖母マリア聖霊たちも。私はカトリックではないが、頭を垂れる思いだった。自分の信じるものじゃなくても、敬意を表すことができるのが日本人です。
 ハリストス正教会、函館で一番有名な建物かもしれない。これもまた宗教が解禁になった頃からの建物。カトリック正教会は西と東で別々の発展をした。こちらは湯島聖堂のグループ。外見の雰囲気はとてもあった。でも、中は見れず、説明もほとんどなかったので、よくわからなかった。天草の崎津に比べれば、エピソードが足りないような。
 隣にピンク色で板張りした遺愛幼稚園があった。遺愛ってJAMのYUKIが通ってた高校なんだよな。板張りを見てると増毛の小学校を思い出したり。
 しばらく行くと、旧函館区公会堂があった。2階建てで威風堂々としたハイカラな作り。板張りで水色と黄色にペイント。中に入ると板張りの床からの冷気がすごく。説明ビデオがよくできて見いってしまった。2Fのバルコニーや大広間など建物自体が面白い構造をしていたのが印象的だった。
 少し下りて旧イギリス領事館へ。函館は昔世界の玄関口だったので領事館がある。ここも2階建てで建物自体が珍しい作りをしていた。
 北方民族資料館はアイヌ関連の展示をしていた。私はアイヌ文化に興味があるのだが、北方民族すべてがごちゃごちゃに展示されていて発散してる感じがした。オホーツク文化ってどういう発展を遂げたか謎らしい。文字をもたなかったから記録もあまりないのかも。
 15時、「東横イン」に戻り、ドカジャンとオーバーズボンを着て完全防寒スタイルに。ちょっとやり過ぎかなと思いつつ、市電とロープウェイで函館山へ。函館山は3回目なのですでにベテラン。しまった!もう場所を取られていた!完全防寒の意味がない!仕方ないので、背の低い女性の後ろに張り付いて、頭越しに背伸びしていた。日没は1615、その30分後が見頃。幻想的で美しい景色だった。冬は夏よりも光の量が少ない。カーテンを閉めるかららしい。すべての様子をデジカメと携帯で10枚の写真に収めた。デジカメと携帯では色が違うんだな。携帯の方がいい感じの青が表現できていた。そしてツイッターで発信。防寒は問題なかったが、撮影のため手袋をはずしているとすごい冷たかった。17時ちょうどに撤退。ちょうど晴れたのですごくラッキーだった。また完全防寒が機能しているのを確認できたのも大きかった。
 その足でいつもの「はこだてビール」へ。ここは私のお気に入り。5種類の地ビールがとてもおいしく、店の雰囲気がとてもいい。1930と2030からはピアノの生演奏。思わずデジカメで動画を撮った。動画機能ってホントに素晴らしいと思う。見るたびに思い出しそう。開店から閉店まで粘ってしまった。函館最高!