びーの独り言

どこいくの?どっか。

2012/11/03(土)「結婚式」

 後輩Sの結婚式だった。結婚式は超久しぶり。もう行くことはないと思っていた。ああいう儀式はかなり若手だ。だから呼ぶなと言ってたのだが、なぜか呼ばれた。
 千葉みなとで偶然にコバと遭遇。一緒に会社に荷物を取りにいくと、KさんとYoshikiがいた。タクシーで新橋まで。久しぶりにスーさんに会えた。Sの同期もいた。
 結婚式はチャペル。賛美歌を歌ってる人、オルガン演奏の人、牧師さんなどいろんな人が絡んでいるなあ。牧師さんがいいこと言ってるのだが、神様というくだりが圧倒的に気に入らない。別に神様やイエスは関係ないと思う。
 披露宴は料理だけを楽しみにしていた。最後の肉は見た目がきれいでおいしかった。ケーキ入刀のあとにファーストバイトなる儀式が。昔はそんなんなかったので、式場の新戦略くらいにしか思えなかった。そもそも食べ物を粗末にしてるようにしか見えない。よく考えれば、ケーキ入刀も意味ないよね。
 披露宴のあとは二次会まで2時間半あった。みんなと喫茶スペースでウイスキーを飲んだら、疲れて眠ってしまった。ちょっと待ち時間が長すぎた。
 二次会も披露宴の延長みたいだった。最初から酔ってて腹はいっぱいで。披露宴と二次会の両方に出るのはしんどい。そういう年になってきた。ゲームでお菓子の家が当たった。Sに「40歳で独身」と紹介されたとき、ムッとしたが、隠すのも違うし。これが現実だな。
 ホテルの横にあったお店で三次会をした。スーさんが景品のラジコン飛行機を飛ばしていたのが、とてもうらやましかった。最後の最後でSがやってきて、胴上げをした。
 千葉みなと組は新橋から総武線快速のグリーンに乗った。ヒロシと遠洋漁業についてしゃべっていた。稲毛からタクシー。
 私はかなり冷静だった。ずっと自分中心に見ていた。きっと2人には特別で一生の思い出に残る大切な時間だった。けれど、私には他人事だった。2人を祝福するために来たのだが、2人の立場で考えられない。私は大人の態度をとおりこしてわがままになってしまっていた。私は結婚するつもりがないのでどうでもいいが、もし自分だったらこんなのはできないなあ。やるにしても、居酒屋で差し飲みで語り明かしたい。高校の友人、大学の友人、会社の友人などを一同に集める意味はどこにある?ご足労と言えば、まったくその通りだ。自分たちの過去を明らかにしたりする意味もよくわからない。大事なのはこれからの未来だと思う。結婚と儀式になんの関係があるのだろう?本人たちの自己満足でしょ、と誰か言ってたけど、それに同意する。通り一辺倒の形式的な言葉には何も感じなかった。心遣いよりは難しいことをいかに噛まずにしゃべるかが勝負みたいな感じが。不器用でも自分の言葉で語りたいね。女性陣がカメラをバシバシ撮って、男性陣がほとんど撮ってなかった。いろんな人の話を聞いて思うに、女性が結婚式をやりたいんだろう。私には女性の感覚は永遠に理解できないそうにない。もし、親友の結婚式なら面白いかもしれないが、私の親友は私のことを知っていて私を呼ばない。呼ばれてなくても行くから。そもそもほとんどが独身だし。