今できることをやればいい

今できることをやればいい

　｢一日一生｣酒井師の第二弾。新浦安｢アシーネ｣の店頭で見つけた。すぐに遠洋漁業が始まって、わらをもすがる気持ちで読んだ。1日で読める。3回読んだ。
　ここに書かれている内容は、気持ちのよい言葉だった。正直きれいすぎると思った。しかし、うそほんとに関わらず、いい言葉を見ると気分がよくなるんだな。お前は頑張ってるからと頭を撫でて欲しかっただけなのかもしれない。
　酒井師は7年かかる千日回峯行を2回も達成した。この人に比べたら、私の悩みなんて大したことない。キリストがすべての罪を背負ったみたいだ。
　酒井師の教えは一日一生という言葉に凝縮される。一日を精一杯生きなさい。あと強調されてたのが実践。実践の伴わない知識はダメだよと。それから、世の中の役に立つことをしなさい。だったら、うちの会社はアウト。もっと役立てることがある。
　仏教だから人生には意味はないと説くかと思っていたら、意味があるから生かされていると説いていた。まるでキリスト教みたい。これは天台宗の考えなのだろうか？
　癒しになった。もっとこういう本を読みたい。いつまでも堂々巡りしてる状況を終わらせたい。