びーの独り言

どこいくの?どっか。

2012/10/21(日)「流鉄」

 「百萬石」からのスタート。そのまま昼寝しそうになったけど、13時に部屋を出た。
 西登戸―津田沼―松戸−馬橋―流山―馬橋―町屋―三ノ輪橋―早稲田―鬼子母神前―池袋―豊洲
 西登戸から京成に乗るのは初めて。西登戸は寮から近いのに完全に無視されている。住宅地の中にぽつんとあって、誘導する標識もない。駅前には散髪屋と蕎麦屋があるだけ。こんな目立たない駅なのに駅員がいたのには驚いた。しかも自動改札も。5両編成の津田沼行きに乗車。席がぽつぽつ空いてる程度には客がいた。この人たちはどこから来てどこへ行くのだろうか?線路はずっと住宅街の中を走る感じ。幕張本郷以外の駅前は盛り上がらない。普通私鉄と言えば、地元に密着するものだが?これは一度歴史を調べた方がいいかな?
 津田沼からは新京成新京成は戦時中に軍隊が鉄道を敷く練習をした路線。直線距離16kmを26kmで結んでいる。地図を見るとぐねぐね。こんなに線形が悪い路線は見たことがない。それにしてもなぜ京成と新京成を区別してるのだろう?千葉急行は京成に合併したのに。新京成のハイライトはいきなりくる。津田沼と新津田沼の間に強烈なS字カーブ。これほど無理矢理繋げた線路は珍しい。この区間は何度も路線変更されて複雑な経緯があったりする。新津田沼はJR津田沼と連絡させるために存在している。だからか結構お客さんが乗ってきた。新京成はぐねぐねしながら、北習志野東葉高速、新鎌ヶ谷北総線東武野田線、八柱で武蔵野線と接続していた。衛星都市に横串を刺してる感じ。新京成は経歴が変わってるだけに不思議な雰囲気を持った路線だった。
 馬橋からは流鉄。流鉄とは昔の流山電鉄のこと。JRの改札を出て左に曲がると、右手に下へ降りる階段。階段を降りたらいきなりキター!味のある車両が。ヘッドマークには流星と書かれていた。素晴らしい。一気にテンション上がりまくり。電化はされているが、まさかの単線。線路が痩せこけて電車は揺れまくり。ここだけ時間の流れが違う。都会の中にこんなノスタルジックな路線があるとは!
 町屋から都電荒川線に乗った。まずは三ノ輪橋へ。都電荒川線にはかなり期待していたが、専用軌道の複線。イメージと違って面白くない。やはり路面電車は道路で自動車を押し退けてでかい顔をしないと。それから床は板張りで油が染み込んで匂うようでないと。終点三ノ輪橋には風情のある商店街が。で、ここはどこだ?三ノ輪橋から戻って、もう一つの終点早稲田を目指した。wikiで調べると、都電荒川線はほとんどが専用軌道だから生き残ったとのこと。果たして需要はどこまであるんだか。地価の高い東京で土地を確保して黒字になるんかな?そのへんのことはよそ者にはさっぱりわからないけど、車内は老人や子供で満員だった。多分大丈夫なんだろな。
 池袋で大学友人Sと飲んだ。ここんとこいろいろあったから無性に飲みたい気分だった。いつものようにしこたま飲んで、豊洲のネカフェへ。