びーの独り言

どこいくの?どっか。

2012/10/08(月)祝「東上」

 あと一日分秋の乗り放題パスが余っていたが、まったく出かける気力が湧かなかった。朝は出なりで起きた。そういうときはろくなことにならない。私を動かしたのは、ただ切符がもったいないということだけだった。
 千葉みなと―新木場―和光市―池袋―川越―坂戸―越生―坂戸―小川町―寄居―三峰口―熊谷―上野―東京―千葉みなと。
 関東私鉄乗り潰し第二弾。今回はJRはただなので、私鉄でできるだけ遠くに行く作戦。散々悩んでもどこに行くか決まらないので、とりあえず楽そうな東武東上線にした。
 東武池袋は初めてだった。ターミナルにはなぜか萌える。乗ってみるとどういうわけか明るいイメージ。乗らなきゃわからないことがあるなあ。
 川越観光するつもりだったが、結構時間がかかりそうだったのでパス。乗り潰しと観光の調整は、最初から予定を立てておかないとなかなか難しい。
 坂戸から越生へ分岐。越生八高線と接続。坂戸に戻って北上。小川町で八高線と接続。ここで系統が分離。その先は山の中に。寄居で再び八高線と遭遇。どんだけ八高線と絡んでるんだ。非電化の八高線東武にぼろ負け。そもそも八王子や高崎に行く需要は少なそう?
 当初予定になかったが、15時寄居から秩父鉄道に乗った。フリー切符は1400円。いきなり時代が遡った。ローカルな感じが丸出し。乗り鉄魂が揺さぶられた。
 長瀞の噂はたまに聞いていたが、車窓から見る渓谷はなかなか面白そうな場所だった。さすがに独りでうろつこうとは思わないけど。
 途中、秩父太平洋セメントの工場に大規模な積み出し設備を見た。また影森に石を積んだ貨車が数両停まっていた。その先には分岐が。wikiによれば、セメント工場に繋がっているらしい。さすが秩父鉄道だ。
 終点の三峰口には過去の車両が展示されていた。公園になってるようだ。現役の転車台もあった。ここでSLの向きを変えるのだ。駅前には蕎麦屋が3軒ほどあった。蕎麦を食べたかったが、じっくり滞在する時間がなくすぐに折り返した。
 熊谷で下車。秩父鉄道全線を乗りたかったが、日が暮れてしまった。まあ無計画に乗ったからしょうがないか。味わい深い路線だったし、またトライしよう。
 疲れた。こんだけ旅ばかり行ってると、感動が薄くなっている。でも、何もせずに部屋にいるのはもっと怖い。もしかすると、人生が詰んでるのかもしれない。早く乗り潰しは終わりにして、新しいステージにあがろう。