- 作者: 池谷裕二,糸井重里
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/06/26
- メディア: 文庫
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池谷先生とコピーライターである糸井重里氏との対談である。私は対談物が好きではないのだが、池谷先生なら読んでみてもいいと思った。時期的には初期の作品にあたる。
ノリは今までより軽いが、今まで読んだ作品のエッセンスが凝縮されている。次々といろんな話に展開する。今までの話と被っているのであまり内容を思い出せない。ただいくつか紹介すると、脳科学的に外から刺激を与えると記憶がよくなるとか、寝てる間に脳ミソは一日の出来事を反復し統合しているとか、意識というのは脳が活動している状態のことであり物ではないとか。
池谷先生は30歳くらいからしっかりした考えを持っていたんだなということがわかった。また糸井重里氏も発想力が豊かだと思った。私も発想力豊かな創造的な毎日を過ごしたいと思う。