びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/04/01(金)「血液&飲み」

 会社を休んで虎ノ門病院へ行った。将軍様に「一番いい病院へ転院した方がいい」と言われて、そう思ったからだ。だが、交通の便が最悪でそれだけで萎えた。実のところ、告知から時間が経ったためにショックは和らぎ以前の心境に戻っていた。どちらかといえば、転院したくなくなっていた。虎ノ門病院はすごく大きかった。たくさんの人で賑やかだった。順天堂よりは建物は古く暗い雰囲気で、あまり居心地は良さそうではなかった。ここにいつか入院するのかなと一瞬頭をよぎった。問診票は細かかった。こっちも頑張って書いた。診察が終わるまで時間がかかるかと思ったが、そんなにはかからず順番が回ってきた。扉をノックしてスライドさせると、白髪の、でも、バイタリティーのありそうな先生がいた。まるで羽田健太郎のような雰囲気。コンピューターにデータを打ち込みながら、ぶっきらぼうに「順天堂ではどんなこと言われてる?」「月に1回検査すると。悪くなったときに対応できるように。」「で、今日は何で?」、そりゃ聞くよな。「会社で転院を勧められて。」「何で会社が?」「一番いいとこに行けと。」「どっちが通いやすいの?」、これは思いどおりの展開。「順天堂です。」「じゃあ向こうにしなさい。まだまだ先なんだから。悪くなったら骨髄移植するから。」、骨髄移植という単語をあっさりと言い切られた。どこか事務的で、でも、力強くもあった。「こいつ何しに来たんだ、この忙しいのに。」と思われたかもしれないが。順天堂の先生は「顔合わせするのはいいことだ。」と言ってたが、よく考えれば10年後にこの先生がいるかどうかわからないよな。どっちかと言えば、私が納得できる機会を与えてくれたということかな。それにしても順天堂の先生は親切丁寧だけど、こっちは威厳があるというか。診療費は話をしただけだが、810円だった。どういう計算なのだろうか。
 休むつもりだったが、昼から会社に行った。元々、旅行に行くつもりで休んでいたのだが、同期Hに誘われたので病院に変えたのだ。夜は船橋で飲んだ。病気の話やら地震の話をした。恒例のスナックに行き歌いまくった。今日はいつにもまして元気だった。もう一軒居酒屋に言った。酔い止めを飲んでいたが、ふらふらになった。帰ったら2530だった。