びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/02/06(日)「検索」

 朝、洗濯やら掃除をした。合間に白血病のことを調べてみた。私の白血病に対するイメージはプロジェクトX骨髄バンク設立の話に集約されていた。骨髄移植のドナーの体験談があった。自分がドナー登録することに否定的だったので、自分の身にふりかかってきていることを考えれば複雑だった。そして、自分が骨髄に針を刺されてからはなおさら見知らぬ他人のためにリスクを負うなんてすごいと思った。闘病ブログはずいぶん数が増えていた。兄弟間の適合確率は25%。あいつに検査してもらってもはずれそうだな。ドナーは骨に4回刺されて、1週間くらいは仕事ができないという。なおさら頼めなさそう。それより独身が独りで入院するのが問題で、まず保証人が2人いる。身の回りの世話には人手はいるようだ。親には頼りたくない。同様の親戚の事例があって、親には早く結婚しろと言われていた。そんな理由で結婚するなんてありえない、と思っていたが、まさか自分がそんな状況になっちゃうとは。
 骨髄移植すると不妊になるらしい。子供は欲しいと思ったこともあるが、子供は親の満足で作るものではない。だから、シングルでも、考えを伝えることができれば、血にはこだわってなかった。でも、いよいよ本格的なタイムリミットが近づきつつあるのか、と言っても今さらだけどね。付き合ってから打ち明ければいいじゃんと言われたが、そういうことは考えられない。結婚だけが絆なのだろうか?友人だってあるわけだし、時間が過ぎれば考えは変わる。私は証拠より繋がりを求めてきた。
 何の話かわけがわからなくなったから、話を元に戻そう。ブロガーは正直に体験談を書いていた。不安を抑えるように明るく書かれていた。不安の裏返しなのか、そういう人がブログを書くのか。それとも生を伝えたかったのか。私は直視できなかった。風邪の影響で長文を読むのがしんどかったのだと思うのだが?それとも長文を読むのが面倒になる年になったのか?
 自分の人生を考える上で変化があったのは確かだ。選択肢があった場合、積極的な方を選ぶようになったし、多少のことはどうでもよくなった。ずっとこのままじゃないかとすら思っている割には、どこかで真剣になってるというか。心境の大きな変化があったのは確かなわけで。
 休出したけど、昨日にほとんど終わらせていたから、テンションが上がらなかった。ほとんど何もしないまま、「三省堂」に橋爪先生の本を買いに行った。買い置きの本がたくさんあるけど、あまり読む気が湧かないのだ。読む気が湧かない本にかける時間の余裕はない。読みたい本を読むのだ。何冊か買って満足。ストックにならないことを祈る。しばらくは哲学だ。
 喉が痛い。パブロンで眠い。風邪薬は記憶も阻害する。でも、「鬼丸」さ。現実に起きたことがすべての私なんだよ!