びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/12/24(月)祝「旅行③」

 旅行3日目。松本−辰野−天竜峡豊橋−浜松−興津−熱海−東京。夕方に大学友人Sと会うことにしたので、朝が早くなってしまった。6時スタート。松本から辰野は1輌のワンマン。トイレがなくてあせったが、なんとかなった。辰野から本日メインの飯田線
 飯田線はその路線の長さで知られている。ローカル線なのに200km近くある。記憶によると、3つの鉄道を母体としていたような。地図上では駅が多く、グネグネしてる。時刻表上では7時間もかかる。最初、天竜峡までの4時間はひたすら全く面白くなかった。そこそこ人は乗っていたが、すぐ駅になるし、グネグネでスピードが上がらない。それが天竜峡駅で乗り換えると状況は一変。いきなりの観光路線化。天竜川沿いの岸に張り付いてた。なぜか高度が高い。それがまた迫力満点。小刻みに駅はあるが、どれも秘境駅w。誰が乗るんだよ。2時間くらいそんな区間が続いた。豊川あたりからは都市近郊路線に。
 豊橋からは慣れた路線なので全く面白くなく。ただの移動。疲れてひたすら寝てた。18時半に東京着。丸の内線で本郷三丁目、大学友人Sと飲んだ。ここんところ旅の終わりには必ず飲んでるような気がw。誰かにしゃべりたくて仕方ないんだよな。Sのお薦めは大糸線ではなく飯山線だったw。
 3日間で只見線大糸線飯田線を制覇した。どの路線も地方と地方を結んでいる割には全線を通じての往来がなかった。きっとSLが走っていた昔は地元にとっての悲願だったに違いないだろうが、車社会になった今では交通弱者と鉄道マニアしか乗らないのだろう。高校生の通学の足程度の短距離でしか利用されないのであれば、近い将来、峠部分は廃止になってしまうのかもしれない。勾配に弱い鉄道が、創意工夫しながら峠を越えていく様には、強い感動を覚えるのだが。観光路線として売り出している東北や北海道よりも、今回の路線の方が圧倒的によかった。