多変量解析のはなし―複雑さから本質を探る (Best selected Business Books)
- 作者: 大村平
- 出版社/メーカー: 日科技連出版社
- 発売日: 2006/08/01
- メディア: 単行本
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大村氏の第3弾。会社にあるのはこれで最後。かなり難しそうなのでかなり期待。
回帰分析、重回帰分析、因子分析、主成分分析、クラスター分析、判別分析について紹介。こないだの分散分析と似ているなあ(同じ?)。要は、さまざまなデータを各因子に分解しているのだが、よくこんなこと考えた人がいるなあって関心する。行列、ベクトル、微分積分とかの知識があれば、理解できるのに驚いた。
主に、心理学、経済学、医学分野で使用されるようだ。工業分野で馴染みがないのが不思議。普段、ここまでの知識が必要かどうかはわからないが、いつか役に立つ可能性は高いと思われる。
大村氏は説明の天才だ。この難しい話をここまでわかりやすく説明するなんて。とても数学が好きになりそう。資格試験とは関係なくても、他の本も読みたいと思う。