QC数学のはなし―品質管理を支える統計の初歩 (Best selected business books)
- 作者: 大村平
- 出版社/メーカー: 日科技連出版社
- 発売日: 2003/04
- メディア: 単行本
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大村氏の第12弾。QCとはクオリティ・コントロールの略、つまり品質管理ということである。工場勤務者なら絶対に聞いたことある言葉。私が工場で熱心に勉強した分野である。
おなじみのQC7つ道具は出てこない。正規分布、推定・検定、サンプリング、管理図、相関、分散分析・・・といった数学的に難しいところを扱っている。この内容を1冊で説明するのには無理がある。過去に私が読んだ本では7冊くらいに分けて説明している。素人にはわかりづらく、プロには物足りない内容になっている。
2003年の著作。最近の著作になるとネタが切れているのか説明に丁寧さがなくなっている。それとも私自身が理解している内容だったので飽きてただけなのか。