びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/05/22(火)年休「友人」

 車検関連のため年休にした。朝から息苦しかった。先週の風邪から鼻が詰まってる。外はよく晴れていて、日光を浴びると気分がよくなるようだった。そういや鬱病防止のために日光はいいらしい。午前中にJAで任意保険と自賠責を更新。13時から車検。普通、何日もかかるけど、陸運局指定工場だったので、その場で検査して2時間で終了。
 思ったより早く終了した。梅田まで計量士の本を買いに行こうか。これ、先週末にやろうと思って未遂に終わっていた。なぜかというと、本を買いに行くのにわざわざ往復3時間かけて、しかも3000円の交通費をかけるのはちょっとねえ。用事ができるまで我慢して、未読の本を読んだ方がいいのかな・・・で、勉強したわけでもなくorz。正直、今日だって同じ葛藤があった。今後、部屋で勉強する癖をつけないといけないし、耳鼻科に行った方がいいのかなと。で、一つの賭けに出た。梅田に事務所を構えた高校友人Kに電話しよう。彼にはこないだの出張の際に連絡したが、タイミングが合わなかった。もう私の転勤も決定的だ。その前に飲もうかと。直前の電話だったにもかかわらず、うまく捕まえることができた。その瞬間、迷いもなく電車に乗っていた。
 紀伊国屋環境計量士の本を購入。公害防止管理者の騒音・振動関係、ダイオキシン関係(水質関係、大気関係は取得済み)、甲種危険物取扱者甲種にも興味があったが、浮気してる時間はない。立ち読みでパラパラめくると、昔に比べて難しくなったように思えた。いや、私がアホになっただけなんだろうけど。最近勉強していた品質保証関連も入っていて、上積みが期待できるかもしれない。大学友人Sが合格しているが、こんなのよう合格したなあと改めて凄さを実感した。
 18時にKの事務所へ行った。初めて行った。前に見たとこより大きくなっていた。綺麗な家具が増えてたし、本棚には立派な本がたくさん並んでいた。彼が手がけた本も3冊あった。彼自身はいつも謙遜するけど、順調に業績を伸ばしているようだ。飲もうと誘っておきながら指し飲みは初めてだった。「高校時代の奴とこうやってつきあっているのは、みんな前向きやからやで」と言われた。彼に限らず高校の友人たちとはベタベタつるむような間柄ではない。会わなくてもみんなそれぞれの舞台で頑張ってるのはわかっている。互いに尊敬できる間柄だ。「そろそろラストチャンスやな。お前はこの先どうしたいん?5年後にどうなりたい?お前には大きいとこはむいてないわ。お前は自分でなんでもするから中小の方がええんとちゃうか。」、彼はなぜ独立したのか、独立の大変さを教えてくれた。「まだ、35やで。これからやって。」。彼は今度は英会話に通っているし、経営学も勉強したいとのことだった。そして、将来こうなりたいというビジョンを語ってくれた。人のことをうらやましいと思っている自分が正直悔しかった。「お前が資格とったらおごったるわ。そのかわりアカンかったら全員におごれや。」、彼らしいエールだなと思った。今まで意識したことはなかったのだが、今回ものすごく見透かされているような気分になった。彼もまたいろいろな葛藤があったに違いない。お互いに年をとって丸くなったのかも。彼は的確に指摘してくれた。おそらく私も指摘されたかったのだろう。そろそろ行くべき場所を決めなければいけない。
 何物にも変えがたい貴重な時間だった。きっと後々重要な意味を持ちそうだ。常々、よき友人に囲まれることが幸せなことだと思っている。私を高いところに引き上げてくれる存在はとてもありがたい。もっともっと勉強して、今度会うときはさらにうまい酒にしたいなあ。