びーの独り言

どこいくの?どっか。

やさしい「タグチメソッド」の考え方

やさしい「タグチメソッド」の考え方

やさしい「タグチメソッド」の考え方

 品質工学の本。元々、SN比がどうたらくらいしかわかってなかったが、品質保証をやってる以上必須の知識だろう。まずは易しい本ということで。
 これは面白かった。従来の品質管理とは全く視点が違う。昔テーマで苦しんでいたときに、自力で編み出した考え方に似ていた。つまり、安定した品質を出すためにどうやって設計すればいいか、を考えるのである。通常、バラツキがある場合、作れない現場が悪いと思う。けれど、これではイケナイ。元が悪けりゃなにやってもダメなのだ。手段でなく哲学だというのも納得w。
 数式を使わずに説明されてた。少し考えないとわからない箇所もあるが、素人でも読破できるレベル。私の仕事はまさしくこのような問題で困っている。品質工学自体にもっと興味が湧いてきたぞ。また調べよう。