- 作者: 矢野宏
- 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: 単行本
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品質工学の本。元々、SN比がどうたらくらいしかわかってなかったが、品質保証をやってる以上必須の知識だろう。まずは易しい本ということで。
これは面白かった。従来の品質管理とは全く視点が違う。昔テーマで苦しんでいたときに、自力で編み出した考え方に似ていた。つまり、安定した品質を出すためにどうやって設計すればいいか、を考えるのである。通常、バラツキがある場合、作れない現場が悪いと思う。けれど、これではイケナイ。元が悪けりゃなにやってもダメなのだ。手段でなく哲学だというのも納得w。
数式を使わずに説明されてた。少し考えないとわからない箇所もあるが、素人でも読破できるレベル。私の仕事はまさしくこのような問題で困っている。品質工学自体にもっと興味が湧いてきたぞ。また調べよう。