びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/03/06(火)「総括」

 現場に対する憧れは幻想にすぎない。決して工場を希望してはいけない。ゲームとしてこれ以上の逆境は存在しない。まさに火中の栗を拾いに行くようなものだ。いつ終わるのかもわからないし、褒美が転がっていそうな感じでもない。アウェーで権限なくて援軍もない。はしごをはずされ、溶け込むにも中途半端。努力したところで、工場にとって都合の悪い話は決して外に出ないし、上司の知らないことをやっても彼らには理解しようとする姿勢がない。偽装を指摘したら逆に火の粉が降りかかってきて、顧客に説明するのにウソの上にウソを重ねるしかなくなってる。こんなとこ脱出したいと思っても、行きたい場所がなくなっていることに驚く。いまさら研究所には戻れないし、かと言って別の工場という選択肢もない。行くも地獄、帰るも地獄。人生ってこんなもんか、とつまらなくなった。この先のことに思いを馳せ、軽く天を仰いでみると、少し視界がゆがんで見えた。ため息しか出ん。それでも、地道にやるだけ。24時。