びーの独り言

どこいくの?どっか。

2005/09/23(金)祝「広島②」

 しまなみ街道をちゃりんこで渡る。しまなみ街道とは尾道から四国今治を結ぶ本四連絡橋。総行程距離80km!自動車で行くと、橋が多くてそのたびに通行料を取られるので、マイナーかつ不人気路線であるが、本四連絡橋の中では唯一歩道が併設されており、徒歩による四国上陸が可能。事前調査では目立った観光スポットはなくて、壮大な瀬戸内の島々を眺めるのがメイン。
 ちゃりんこは尾道でレンタル。乗り捨てポイントがあって、そこに返せば1500円で借りれる。レーサーとかではなくて、変速機付きままちゃりが主流。ままちゃりのギアは小さく改造されていて高速走行は不可。なぜこうなっているかはあとで理由を知ることになる。店のおじさんによれば休憩込みで7時間かかるとのこと。この時点で2人はどんな旅になるか予想がついてなかった。
 スタートは8時30分、まず尾道の対岸向島へ渡る。渡船に乗ってわずか5分の船旅。降りてからはさっそく快調に飛ばす。ほとんど平坦な道が続く。島と言ってもおよそ島らしくない。もともと橋で繋がっているし、地図上では小さな島であっても充分広い。しばらく進むと第一の橋が見えてきた。因島大橋だ。えらい高いとこにある!橋の付け根の部分にサイクリングロード、これを延々と登ることに。ここで軽いギアがその威力を発揮!楽チン楽チン。この後、橋を渡る度にこのパターンの繰り返しが続く。かなり期待していた眺望は、もやがかかっていてあまりよくなく(#-_-)。これはかなり残念!
 同様にして因島生口島大三島伯方島、大島をクリア。伯方島では塩アイスなるものに挑戦。本当に塩辛いわけもなく、天然塩ミネラルが微妙なコクを演出していた。大島では水軍博物館。かつてこの辺りを支配していた村上水軍の歴史がわかり興味深い。
 最後は来島大橋を渡り今治駅まで。所要時間7時間!意外にも軽い充実感しかなかった。それは走ってる方がよほどきついせいなのかもしれない。それとも景色があまり見えなかったためかもしれない。お尻が痛い以外はもう少しいけそう。もっとギアが大きいちゃりんこがあったら、尾道に戻っていたかも?帰りはバス。それでも疲れていたのかいつのまにか眠っていた。ホテルでシャワーを浴びると全身日焼け&塩だらけw。
 夕食は尾道ラーメン。人気店ではあちこち行列。並んだけど麺切れもあったりしてOUT(><)。なんとか「喰海」にたどりついた。尾道ラーメンはあっさり醤油系。インパクトはないが何杯でもいけそう。どちらかといえば好きな味。ホテルへ戻って2人で軽く飲んで交流を深めた。