びーの独り言

どこいくの?どっか。

2024/03/24(日)「目黒」

 大学友人Sと目黒寄生虫館に行く約束をしていた。目黒寄生虫館は長年気になっているスポットだった。
 13時、目黒駅待ち合わせ。目黒駅で降りるのは初めてだった。駅の西口からは下り坂になっていた。山手線の西側は起伏が激しいイメージがあり、そのイメージ通りだった。
 1305、目黒寄生虫館。入場無料。結構たくさんの人がいた。しかも、結構若い。いきなり瓶に入れられたたくさんの寄生虫が展示されていた。説明も突然始まっていたのでとまどった。ただ慣れてくると説明は丁寧でありわかりやすかった。2階には特に説明がたくさんあり、興味深かった。アニキサス、エキノコックス、ぎょう虫、回虫。特に日本住血吸虫には釘付けとなった。昔、Wikipediaが面白いと言われて読んだことがあった。
 目黒寄生虫館は日本で唯一寄生虫を扱っていた。身近な話でもありながら、知らない分野というのは興味を持てた。とても面白い博物館であった。
 大学友人Sの持ってきたガイドブックに従って、近くにある滝泉寺に行った。目黒不動尊という名前の方が有名だった。地元密着の大きな寺だった。参拝者も多かった。寺だけど、鳥居もあるパターン。廃仏毀釈の時に影響がなかったのだろうか?
 目黒駅に歩いていくと、昭和の町並みだった。やたらと寺があった。昔の寺町だろうか?成就院というところの蛸薬師というワードが気になった。京都以外に使われていたのか?また五百羅漢寺も気になった。大分の羅漢寺に触発されて作ったらしかった。ただ有料だったのでパス。
 大鳥神社から目黒川沿いを歩いた。2014/4/4に桜の散り始めに歩いたことがあった。たくさんのゴミが落ちていて汚かったのを覚えていた。大きな高級ホテルが現れた。雅叙園という名前だった。黒人さんが2、3人着物を着て歩いていた。ホテルで貸出してるのだろうか?
 行人坂は急坂だった。途中に大圓寺があった。ここには重要文化財清凉寺式の仏像や石仏群があった。仏像は見れなかったけど、石仏群は結構よかった。ここも五百羅漢であり、江戸時代には五百羅漢が流行っていたのだろうか?
 目黒駅から池袋に移動して、あとはいつものジュンク堂餃子の王将、VELOCE。
 目黒は楽しかった。知らない町を歩くのはアド街かふるさとZIP探偵団みたいだった。東京にはまだまだフロンティアが広がってそうだ。