びーの独り言

どこいくの?どっか。

2023/07/22(土)「京都」

 東横イン五条大宮。起床は5時。朝食は6時半。外は暑いので出かけたくなかった。チェックアウトぎりぎりの10時までゴロゴロした。
 あまり行きたいと思うところがなかった。とりあえず京都国立近代美術館に行くことにした。島原口バス停から四条烏丸まで行こうとしたら、大宮で方向が西へ。あれっと思ったら、烏丸とは反対方向に進み出した。どうしようもないので西院まで行った。阪急の改札通ってからジョルダンしてみると、西院から京都国立近代美術館行きのバスあるやんけ!仕方ないので烏丸駅まで行って、地下鉄で烏丸御池乗り換え東山駅下車のクソムーブ。たくさんの可能性からもっとも悪い手を選んだ模様。
 1050、京都国立近代美術館。「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」。戦後に今までの陶芸の枠を打ち破って自由に表現しようというムーブ。それでも、外国の作品を見てショックを受けて、殻を破り切れてなかったことを反省。ただただ何の役にも立ちそうにない奇妙なオブジェが並んでいた。趣味が悪い。醜悪。頭が痛くなって、気分が悪くなった。ゴミ以下。こういうものに公金を注ぎ込むのは腹立たしい。
 1145、コレクション展。訳のわからなさは変わらないが、幾分マシに思えた。なぜか藤田嗣治が3枚あった。周りがボロボロだっただけに、まともに見えた。
 1225、出発。バスで四条高倉まで。13時、すき家
 13時半、京都文化博物館。前々から気になっていた。企画展で「発掘された珠玉の名品 少女たちー夢と希望・そのはざまで星野画廊コレクションより」をやっていた。ここは博物館だよな?京都の文化と関係ないやん。敢えて言うならたまに舞妓が描かれてるけど、だから何?コインロッカーがなくて、リュックを持ち歩かなければならないのが苦痛で堪らなかった。
 常設展は、室町時代の説明。なかなか珍しかった。要は将軍の血筋はあんまり権力がなくてずっと不安定だったわけで。これではどこも取り上げないわけだわ。展示物は書状ばっかりだったが、驚くことに国宝だらけだった。調べると「東寺百合文書」として一括して国宝指定されているようだった。
 17時、旅館中島家。東横インが取れなかったので、仕方なく。旅館は音が筒抜けだし、部屋には冷蔵庫もトイレもないし、不便なんだよなあ。口コミを見ると、珍しく外国人の書き込みが多くて、たくさん批判されていた。わざわざ外国人が日本語で文句書くってのもどうなんだろか?四条高倉から南の仏光寺通。こんな繁華街の近くに旅館なんてあるのか?
 旅館の見た目は完全に木造の古い旅館だった。玄関のとこには屋号の書かれた大きな提灯がかかっていた。呼び鈴を押すと出てきたのは、やけに丁寧なおばさん。正座してお辞儀。そんなん恐縮ですわ。ずっと京都にきてるけど、こんなにちゃんとした京都弁を聞いたことはなかった。記帳してると「祇園祭を見にこられたのですか?」と聞かれた。明日が後祭の宵山で、明後日が山鉾巡行だった。「祇園祭は見たことあるんで」と答えた。狭いギシギシ音のする廊下を進むと、2階に上がる階段があった。階段は踏めるところが狭くて、危なっかしい感じだった。階段の先は襖になっていて、開けると広くて驚いた。一人だけでなんだか申し訳ないような気がした。
 この部屋だと足音や生活音は大丈夫そうだな。座椅子に座ってブログを打った。座卓にはお盆があり、茶菓子とポット、急須、茶碗、茶筒が載っていた。旅館あるあるだが、コンセントが遠かった。今日一日大したことはしてないので、ブログも早く書き終わってしまった。早々にやることがなくなってしまった。
 あまりにもヒマ過ぎて、お盆の北海道旅行を調べた。箱物ばかり選ぶとあっという間に終わってしまいそう。バランスが難しい。
 昨日今日と完全にネタ切れだった。京都に来すぎて行きたいところが失くなってしまっている。これでは宿泊代がかかる分、すぐに千葉に帰った方がいいのかもしれない。なんだかなあ。