びーの独り言

どこいくの?どっか。

2023/05/23(火)「試験」

 今日はエックス線作業主任者試験だった。試験会場は市原の五井だった。ここに行くのは2008/7/2の衛生管理者試験以来だった。
 準備万端であり、会場に無事にたどり着ければ合格は間違いなかった。別に勉強しなくてもOKだったが、家を出るまでの間は一応最終確認した。さすがに当日の朝ともなると、自然に気合いが入った。
 10時前に出発。雨が降っていた。こんな日に降るなよな。正直、車の方が圧倒的に便利だったが、仕事なので電車とバスを使った。京葉線千葉みなと駅から隣の終点蘇我駅まで。内房線で3駅先の五井駅下車。小湊鉄道のキハが停まっていた。昭和の風情溢れる跨線橋では合羽を被ったおばあさんが自家製の弁当を売っていた。こんな雨の日に売り上げはあるのだろうか?でも、案外試験に行く人が買うのかもしれない。
 改札を出たら、試験を受けそうな人たちがウロウロしてた。試験会場へは直通バスがあった。満員だった記憶があったが、やはり満員だった。座ってる人たちは、みんな参考書を広げていた。
 試験会場は古めかしい建物だった。一度来たはずだが、覚えてるようなそうでもないような?小学校にあるような机と椅子が並んでいた。机の側面にはフックがついていて、なんだか懐かしかった。試験まで1時間以上あったので、参考書を広げた。直前に覚えようと思ってた箇所をチェックした。
 試験はマークシートの5卓で、4分野で各10問。合格基準は全体では6割以上正解で各分野4割以上正解。持ち時間は4時間で、1時間経過後に退出可能だった。過去問からの実績では1時間あれば充分だった。
 わかっていたけど、問題は過去問そのままのものも多くてやる気のない感じだった。それでも見たことがないものもそこそこある印象だった。過去問すべては公開されてないので、一部のバリエーションは隠されていたのだろう。それでも、過去問さえやっておけば、落ちようのない内容だった。計算問題だけ舐めててたために解き方を忘れていた。バスの時間に間に合わせるために適当にマークした。その一問で合否が変わることはないだろう。
 1時間で退出した。バスは10分後の発車だった。運良く座れた。まっすぐ家に帰って15時前に到着した。
 関連の資格試験に興味が湧いたので調べてみた。上位資格である第一種放射線取扱主任者は受験料が2万円もして、試験2日講習5日の趣味で取ろうなんてとても思えない内容だった。エックス線の姉妹資格であるガンマ線透過写真撮影取扱主任者は試験が年1回であり、先週終わったばかりだった。また出直すのもちょっとねえ。やっぱり資格は実務で使うから取るものであり、使わないのに取るのは時間とお金がもったいないようだ。
 今回、なんだかんだ試験を受けるのはプレッシャーがあったが、目標のために頑張るのもたまにはよかったのかもしれない。たまには。