エアコン洗濯機問題は物凄く私を悩ませてるが、もうどうでもいいかと。売ったところでほとんどお金は返ってこないだろうと思えたから。すっぱいぶどうの論理だった。
千葉も最後だからどこか観光したかった。強く気になっていたのは千葉市立郷土博物館だった。やはり一番地元らしいところに行かなきゃ。博物館は昨年以来2回目だった。昨年咲いていた紫陽花は、今年もっと美しい青色だった。紫陽花ってこんなにきれいだったんだな。
博物館では鎌倉時代の食事について特集していた。正直あまり興味はなかった。ここの博物館は熱意は凄いのだが、説明文に専門用語が連発してわかりにくい。来て失敗したかなくらいに思った。2階の刀や火縄銃のコーナーも辛かった。興味はあるのだが、頭に入って来ないんだよな。足腰が痛くなって休憩コーナーで缶コーヒーを飲んでいたくらい。
3階は千葉氏に関する展示だった。すぐにこれを見たかったんだと気づいた。すると博物館の男性職員さんから声をかけられた。「1階で出陣の儀式をするので是非来てください」、時間には余裕があったので見に行った。1階の部屋にはパイプ椅子が並び、正面には千葉氏の家紋が入った幕が張られていた。職員さんが説明しながら、甲冑を来た2人が動作を再現した。一つ一つの動作にはそれぞれ意味があることがよくわかった。こういうイベントって頭にすんなり入ってくるんだよなあ。
改めて3階で展示を見た。このフロアにはボランティアガイドさんがいる。ボランティアガイドさんは非常に助かるんだが、昨年は最後まで展示が見れなかったんだよな。今年もまた白髪のおじさんに捕まった。いろんな歴史話で盛り上がった。なんとか話を切り上げて展示に戻ったら、今度はおばさんに捕まった。この人がとても歴史に詳しくてびっくりした。鎌倉や室町は苦手だったのだが、面白いかもしれないと思った。
4階は近代で5階は天守だった。3階に比べればおまけかな。
千葉氏を中心にかなり詳しく説明されている。おそらく最近千葉市が千葉氏をフューチャーしているからだ。千葉氏の凄さをやたら強調していて、なぜそんな凄い一族の知名度がほとんどないのかと思うが、wikiを見ると違う説明もいくつもなされていて、本当は千葉氏のことはよくわからないのではないだろうか。歴史の難しいところだなあ。
来週もどっか行こうかな。