びーの独り言

どこいくの?どっか。

点と線

点と線 (新潮文庫)

点と線 (新潮文庫)

 読むものがなくなって、ふと大学友人Sが言ったことを思い出した。「松本清張が合うんとちゃうか」。松本清張と言えば真っ先にこの本が浮かんだ。
 ミステリーに新しい手法を持ち込んだみたいだが、どこが凄いのかはよくわからなかった。当時は斬新だったけど、きっと今では当たり前になってるのだろう。じっくり溜めて書くという感じではなく、強引に謎解きに誘導してまるで2時間ドラマのような内容だった。