びーの独り言

どこいくの?どっか。

2016/09/09(金)年休「血液」

 一週間前の本院に続き、2か月ぶりの浦安だった。本院の結果を受けて、大阪に行って治療を受けるべきであるとの所見を書いてもらえるのではないかと期待していた。
 いつも通りに13時に到着して採血。20人待ちだった。なんでいつもこんなに待つのだろう?採血の後、血液内科の受付をした。本院から先生に宛てた封書を渡した。「検査の結果が出るまでお待ちください」と言われたが、輸血があるので間違いだと思った。ここの看護婦さんはミスが多い。私はそんなに信用していない。売店で弁当を買って食べた。待合室でパラリンピックを見ていると寝てしまった。
 15時過ぎに呼ばれた。予想通り「輸血を先にやります」と言われた。処置室のベッドはすべて埋まっててカーテンが閉められていた。場所ないやんと思った。窓際の籐製の椅子に座らされて、体温と赤血球と血圧を測った。体温は36.9だった。少し高いと思った。これが微熱だろうか?血圧は150だった。貧血の癖に高い。いや貧血だから高いのか?もう一度測ると141だった。いつも測り直すのだが、こんなんでいいのか?ここで輸血かと思ったら、一向に始まらなかった。それなら呼ばなくてよかったのに。
 1545頃グレーのウェアを着た若い男性が入って来た。針を刺しに来たのはわかった。ここの椅子でやるのか。名札には医師と書かれていた。そりゃそうか。前に失敗した右手を選んだ。前回まったく痛くなかったのだが、今回は少ししみるような感じがあった。前回は骨髄を採った後だったから気にならなかったのかも?点滴台の先には透明な液の入ったバッグが繋がっていた。看護婦さんの会話から生食だと思われ。しばらくして看護婦さんが血液バッグを持ってきた。血液バッグのシールを渡され、看護婦さんが血液型とロット番号を読み上げ間違いのないことを確認した。点滴台に血液バッグがセットされた。血液バッグから延びる管をT字のコネクタに接続し、コックを切り替えた。「2時間かかります」、腕時計は16時ちょうどだった。
 すぐに右手を選んだのは失敗だと気づいた。携帯の文字入力がやりにくかった。直ちに体温と赤血球と血圧の測定があった。体温は37.0、血圧は125まで下がっていた。15分後にも測定したが、同じくらいだった。ヒマなので携帯でブログを打っていた。輸血により気分はよくなったような気がした。身体も赤みがさしたような?1645隣のパラマウントベッドに移った。リモコンで背もたれの角度や高さの調節ができた。知らないうちに眠っていた。
 1740頃、血液バッグが空になった。体温と赤血球と血圧の測定があった。体温は37.3と上がっていた。なんなんだろう?看護婦さんは血液バッグをはずし、「管に残った血液を流しますね」と言った。管の中の血液が猛烈な勢いで減っていき、針を刺してるところがひんやりとした。血液の減りはすぐに止まった。看護婦さんがやってきて、コックを生食に切り替えた。管の中の赤色が薄まっていった。そして針が抜かれた。「次に診察なので5番の前でお待ちください」と言われた。処置室を出ると待合室には誰もいなくて清掃が始まっていた。
 18時ちょうどに診察だった。いつものように「体調はいかがですか?特に結果も問題ありませんね」という会話から始まった。赤血球は7.3だった。低いかもと予想してたが、意外に大丈夫だった。こっちが気にしていた本院の話は出なかった。おかしいなあと思っていたら、「セカンドオピニオンは受けましたか」と聞かれた。「受けました」と答えると、「なんて言われました?」と聞かれた。えっと思い「受付で先生からの手紙を渡しましたが」と言うと、先生は後ろの方にあったクリアファイルを取り中身を確認して「ここにありました」と言った。ここの連携ミスはよくあるが、これには失望した。具体的に何が書いてあるか知らなかったが、「輸血が始まってるなら大阪に行って治療すべきだと言われました」と伝えた。すると「輸血をやってると言っても3か月前だし」と言われた。えっ?今まで判断しなかったのに本院の判断にはケチつけるの?「早く移植しないと予後が悪くなると言ってました」と言うと「阪大に紹介状書くから受けてみますか」ということになった。こっちは大阪に引っ越すつもりで来たのに、一度診察を受けてみるという話かよ。やっぱりこの先生ダメだと思った。判断できないくせにできるだけ引き留めようとしてるだけにしか見えない。このままだとずるずるいってしまう。阪大云々じゃなくまずは転院しなきゃダメだと思った。結局次の診察は2か月後になった。輸血するかどうかは値を見て判断すると言う。正直どうでもいいと思った。紹介状は2週間以内に自宅に郵送されるとのこと。後は自分でなんとかするのか。
 医者はあてにならなさそうだ。先に会社に手続きを聞いた方がよさそう。まさに鶏が先か卵が先かみたいな。