びーの独り言

どこいくの?どっか。

2016/02/16(火)「内科」

 朝から昨日の続きで本部長報告の前打ち合わせがあった。正直時間の無駄だから関わりたくなかった。あの人が作ってる限り昨日の内容が劇的によくなるわけもなく。1時間の打ち合わせの後、またSさんに別室へ呼ばれた。私ならこうまとめるということを言ったが、もう修正する時間はなかった。Sさんはかなり頭を抱えていた。
 午後見知らぬ外線がかかってきた。会社の診療所からだった。健康診断結果について話したいことがあるということだった。初めて産業医と話すことになった。貧血の話かと思ったら、こないだ指摘された肝臓の話だった。私は有機溶剤で強い発ガン性があるものを使ってることになっている。産業医は興奮気味に「あなたの肝臓が悪いのは有機溶剤が原因かもしれない。そんな職場では働かされない」と言った。そんな極端なことを言うのに驚いた。実際は使ったことがあるかどうかも覚えてないレベルであり、周りが使ってるから私も入れられたような感じなのだが。なにより今の職場が気に入ってるから配置転換になるのは困ると思った。「その有機溶剤との因果関係がわからないので早急に専門医で見てもらいなさい」ということになった。見てもらうのは構わないが、その辺の医者が有機溶剤に関する知識があるとは思えなかった。産業医は自分の責任を回避したいだけなんだろう。産業医との話の後、気分がブルーになった。2箇所から言われたらヤバいわな。貧血に加えて肝臓か。確実に死にそうだw。残業するつもりでいたが、伸ばし伸ばしになっていた消化器内科に行くことにした。
 本部長報告では四国のY所長も呼ばれた。問題のプレゼンの直後、本部長は案の定「わからん」と言った。この後どうなるんだろうと思ったら、Y所長が完璧にフォローしてくれた。こちらが言いたいことを噛み砕いて淀みなく説明してくれた。神風が吹いたと思った。不思議だよなあ。ちゃんとやってても怒られるときもあるし、酷いなあと覚悟しててもそんなに酷くなかったりする。逆らえない大きな流れのようなものを感じずにはいられなかった。Y所長が本部長に気に入られていて今後も同席を求められるとしたらすごく楽だなあと思った。
 定時になって近くの消化器内科に行った。問診票に経緯を書くのが長ったらしくなった。そこそこお客さんはいた。1時間くらいして名前を呼ばれた。先生はがっしりとした色黒のおじさんだった。「脂肪肝やいろんな可能性が考えられます。原因を調べるために3か月間禁酒して下さい」と言われた。私は深刻に捕らえていたが、先生はたんたんとしていた。「できますね」と念を押された。別にアル中ではないんだが?できない人も多いのかもね。タバコに比べれば余裕だと思った。診察室から出ていくときに溶剤のことを聞いた。「知らないので調べておきます」と先生は苦笑いしながら手を合わせて頭を下げた。気さくな先生だと思った。知ってるわけないよな。調べるかどうかも怪しいけど。最後にきっちり血液を抜かれた。例え順天堂のデータがあったとしても抜かれただろう。結果は1週間後に出るとのこと。レコダイの影響はいかに?
 明日の出張でプリントアウトしたい資料があった。少し迷ったが、コンビニ弁当を買って会社に戻った。これで準備は整った。明日相手にされなくても勝手に作業ができる。21時半撤収。明日はかなり難しいミッションだが、なんとかまとまって欲しいな。