先週の月曜日に四国は｢一週間でデータ持ってこい｣と言われていた。私は明日からの三連休が休めるかどうかが心配だった。今日や火曜日に会議があっても不思議じゃない。もしかすると祝日の月曜日にあるかもしれない。いきなり呼ばれても対応できるようにデータをまとめるつもりだった。
しかし、昼間は細かい雑用ばかりで、ほとんどデータ解析できなかった。その中でKさんと話した。Kさんのことは好きじゃないが、Sさんよりは技術に明るい。現在検討してる高額な測定で、Kさんは時間がないはずなのに追加検討を提案してくれていた。私は言った。｢四国は一刻でも早く立ち上げるべきだ。やるべきことは変わらないのなら早く立ち上げるしかない。役員がデータが足りないというのはその通りだ。毎日サンプルを作りつづけ評価しなきゃならない。それができないのは人が足りないからだ。｣。Kさんは納得していた。早期立ち上げするなら、私が四国に行くしかないだろう。でも、苦労以上の成果はないのもわかっている。そういう観点からはSさんが戦略的撤退を考えてるのも理解できる。積極的に関わるか、身を低くして嵐が過ぎるのを待つか？
ようやく夜にデータ解析していると、実験室にSさんがやってきた。昨日手伝うと言ってたのはウソではなかった。約束を守るのはSさんのすごいところだ。Sさんは先に予定してた解析を始めた。まずはある程度まとめて、それから先の解析がしたかったのだが。結局Sさんは手伝うと言いつつ、先の解析結果を知りたかっただけに見えた。そして、まとめは作れなかった。これで週明けに恫喝される確率が高くなった。ボイスレコーダーを充電しとこう。この一件はヤクザを排除するのが一番だ。そしてブログネタにしよう。
