びーの独り言

どこいくの?どっか。

2017/05/05(金)祝「函館」

 起きたら7時半だった。いよいよネタがなくなってきたが、ゲームは制約があるから面白い。昨日と同じ0909七重浜発でスタート。足回りが筋肉痛だった。
 函館朝食問題は駅弁で解決した。旬花「もっちりいかめし」。たれが後がけ式で森駅よりうまいかもしれないと思った。
 市電のフリーチケットで五稜郭公園に向かった。五稜郭タワーの展示を見て幕末の出来事をおさらいしたかった。予想通り長蛇の列で上がるまで30分かかった。五稜郭は満開の桜でピンク色に彩られていた。展示はわかりやすかった。五稜郭に来た人は五稜郭タワーにも上るべきだと思った。
 一昨日の五稜郭公園の桜ではあまりいい印象を受けなかったが、性懲りもなく再チャレンジした。桜は若干散り始めていて、所々緑色をのぞかせていた。肌に冷たい風が吹くたび、桜の花びらが舞った。五稜郭のお堀に沿って桜が植えられているので、まるで桜の川のようになっていた。私は何かに取り憑かれたようにシャッターを押した。一昨日とは感じ方がまったく違っていた。疲れた心が癒されてきたのかもしれない。
 湯の川イオンのドムドムバーガーに行った。絶滅が危惧されているためその味を焼き付けておきたかった。少し色褪せた看板を見たときの懐かしさが凄かった。子供の頃、町にハンバーガー屋ができると聞いて期待してできたのがドムドムバーガーだった。マクドナルドじゃないのか?なにそれ?初めて食べたのはドムドムバーガーで、肉とピクルスが入っていた。私はなぜピクルスを入れるのかまったく理解できなかった。ピクルスだけ抜いて食べたりしていた。さて、メニューにはドムドムバーガーがなかった。店の名前がついた看板メニューがないことにショックを受けた。ハンバーガーの種類やセットはまさに劣化版のマクドナルドやロッテリアだった。そして味も平凡すぎた。これが当時の味かどうかは全然わからなかった。かすかにケチャップに昔の面影が残っているような気がした。
 市電から見えた山内温泉に行った。外観が完全に昭和の銭湯だった。入口の引き戸を開けると、番台におばちゃんが座っていた。脱衣場からはガラス張りの扉を通じて浴槽が丸見えだった。浴槽は楕円形で2つに仕切られており、客のおじいさんが細長い板を使って湯もみをしていた。イヤな予感しかしなかった。湯の川は湯が熱いと言われているが、ここは完全に逃げ場がなさそうだった。頭を洗っていよいよお湯に浸かろうとすると、おじいさんに「そっちは熱いよ」と言われた。ぬるい方に行くと、「お湯をかけて慣らしてから入らないと」と言われた。おそるおそる膝にかけたお湯は熱かった。するとおじいさんが背中にかけようとした。「無理無理」と言うと、「大丈夫」と言われて背中にかけられた。お湯は水で埋められていた。次に埋めずにかけられたが、なんとかなった。いよいよ入ってみると、爪先から頭の上までスコーンとなにかが抜けた。これはヤバかった。気持ちが完全にリセットされた。次回行き詰まったら入りに来なきゃ。これぞ旅の醍醐味。
 17時いつものはこだてビール。もう最初の頃の感動は消え失せていた。おまけに試飲の量に耐えられなくて。しんどかったなあ。
 今日のミーティングは人が多くて話題豊富で楽しかった。