びーの独り言

どこいくの?どっか。

2014/09/30(火)休「沖縄2」

 起床は6時半。糸満に行くか名護に行くか迷っていた。0811バスターミナルに名護行きの高速バスが来たので飛び乗った。
 那覇バスターミナル―名護バスターミナル―記念公園前―名護城入口。
 高速バスの客は外国人が数人だった。日本人はツアーかレンタカーで回るんだろうか?高速道路は山の中だった。私は昨日ほとんど書けなかったブログを打っていた。時折海が見えた。写真で見るほどのきれいさはなかったが、それでも今まで見てきたところと比べると美しかった。
 名護バスターミナルについたのは9時半すぎだった。2100円也。着いたのはいいものの、その後の計画はまったくなかった。バスターミナルの人になんとなく美ら海水族館行きのバスの時間を聞くと10時半であることがわかった。先に沖縄ナンバーワンスポットに行っとくか。わずかな待ち時間の間に今夜の宿を押さえ、今後の計画を練った。
 路線バスは名護市内をぐるっと回り、海岸沿いの道に出た。パッと視界が開けたと思うと、青い海が飛び込んできた。青い空、青い海、明るい日差し、まさに沖縄のイメージだった。今までに見たことのない世界。ヤバイ。ヤバイ。
 記念公園前で降りた。記念公園とは沖縄海洋博跡地にできた公園で、美ら海水族館もここにあった。バス停からすぐに海側を見渡せば、白い建物の向こうに青い海が。もう完全にリゾート地のようだった。こんなに贅沢してバチが当たらないかな?
 美ら海水族館に行く前に遅い朝食を食べた。「イノー」という店。変な名前だと思った。まるでブライアン・イーノみたいな。バイキングが1500円は高いと思ったが、完全に気が大きくなっていた。ガラス越しに青い海を見下ろしながら食べた。何を食べてもおいしく感じそうだった。
 美ら海水族館は平日にもかかわらずそこそこ人がいた。中国人が多いような気がした。近いというのもあるだろうが、国慶節と絡めているのかもしれない?
 まずヒトデなどに触れるコーナーがあった。まるで旭山みたいだと思った。ヒトデは水の中で微動だにしなかった。まるで作り物のようだった。たくさんの人がヒトデに触っては歓声をあげていた。私もいろんなヒトデに触ってみたが、どれも硬めのゴムのようだった。ヒトデのストレスが溜まりそうだが?
 大きな水槽や小さな水槽があり、カラフルな魚が泳いでいた。沖縄らしく熱帯魚が中心だった。珊瑚礁の説明では、潮の満ち引きをする部分をイノーと呼ぶらしく。岸に近いエメラルドグリーンになってる部分のようで。
 そして世界最大の水槽が現れた。これが見たかった。室内は薄暗く、水槽からブルーの光が降り注いでいた。水の中には超巨大なジンベエザメがゆったりと泳いでいた。他にも巨大なマンタやエイも泳ぎまわっていた。巨大な水槽は圧倒的な迫力もさることながら、とても美しく神秘的だった。これは思い出に残る素晴らしい体験だった。エレベーターを上がると、水槽の上からもジンベエザメを見ることができた。旭山のようにいろいろ工夫しているなあ。
 水族館の次は、別棟になっていたマナティと海亀を見た。これはこれですごいはずなんだが、巨大水槽で満足してしまっていた。なぜ別棟なんだろうか?
 その隣にはイルカショーのプールがあった。hyosubeから勧められたので、14時半からのショーを見た。今までイルカショーは見たことがなかったのだが、なぜかあんまり期待もしてなかった。しかし、イルカが恐るべき動きをするのでびっくりした。イルカが高等動物だというのがよくわかった。このショーはとても面白かった。旭山を越えてると思った。
 せっかくなのでエメラルドビーチにも行ってみた。真っ白い砂浜とエメラルドグリーンの海。美しかった。沖縄のイメージそのもの。砂を踏むと珊瑚の残骸のような白い塊がたくさん落ちていた。ゴミや漂流物はほとんど落ちていなかった。入江では二十人くらいが遊んでいた。エメラルドグリーンの下はどうなってるのだろう?日差しが暑くて泳いだら気持ちよさそう。準備をして来なかったことを少し後悔した。
 十分堪能して歩き疲れたので、1611のバスで名護に戻った。オリオンビール名護工場に間に合うかなと思ったが、受付は終了していた。ホテルにチェックインしようとすると、受付が隣のホテルだった。変なの。
 夕食はネットで調べた「活」。こぎれいな店でカウンターに座った。刺身盛を頼んだ。いくつかよく知らないのが混ざっていた。きっと沖縄の魚だろう。カウンタートークはなく、ひたすらテレビを見ていた。退屈だったので、店を変えようと早々におあいそした。次の店を探したが、小さな町で気に入ったところがなかった。それでもいつもより頑張って探したが、やはり見つからず。妙にお好み焼きや焼き鳥が多くて。わざわざ沖縄で食べるもんじゃないよな。どうしようもなくなってコンビニでオリオンビールとあたりめ。
 ホテルのユニットバスには浴槽がなかった。