びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/12/26(月)年休「旅行4」

 0809指宿発。指宿―鹿児島中央―隼人―吉松―人吉―八代―熊本―辛島町―上熊本北熊本藤崎宮前―・・・辛島町―熊本駅前。
 鹿児島中央からの日豊本線錦江湾を挟んで桜島がきれいに見える。鹿児島に来たという感じがする車窓だ。ここは山と海の間隔が狭く、海側には国道10号線が寄り添っている。平成4年の集中豪雨では土石流で大変なことになった。そのときの様子はNHKプロジェクトX」にとりあげられた。
 隼人から吉松の間は4年前に乗ったものの記憶がなかった。隼人を出た電車は、人家のない山の中をどんどん高度を上げ始めた。ほとんど人家がないんだが(汗)。嘉例川の駅舎が古くて話題になっていたので見たいと思っていたが、どこかで見たような感じで拍子抜けだった。
 吉松から人吉では観光列車「しんぺい2号」に乗った。この区間には日本三大車窓があるが、過去2回の挑戦は中途半端になっていた。三度目の正直とはよく言ったもので、今回はじっくりと見ることができた。フレームにおさめて大満足だ。
 人吉では念願の「くりめし」を食べた。この弁当、本当においしい。そして、人吉には九州ナンバーワン駅弁の「鮎ずし」もあった。鮎は食べたことがなかったが、機会損失が怖かった。腹いっぱいなのに我慢しきれず買ってしまった。こんなときに役に立たない腹!
 人吉から八代までは球磨川に沿って進んだ。エメラルドグリーンの水面、白い岩場、緑の険しい山。3度目だけど、毎回よくこんなとこに通したなあと思う。しかも、人家もないし。存続していること自体が疑問で、昨年と同じようにwikiで乗降客数を調べたくなった。
 16時熊本着。「東横イン」で鮎ずしを食べた。予想してたが、私が若手な光り物だった。美味い不味い前に生理的にダメだった。チャレンジの結果だから仕方ないか。
 まだ日が残っていたので市電で上熊本に向かい、熊本電鉄に乗った。昨年ショックを受けたカエルは健在だった。やはり群を抜いて凄い。昭和32年の東急製。車両の更新ってどうなってるのだろうか?
 昨年と同じように藤崎宮前から歩いた。昨年と違うのは直接「憲晴百」に行ったこと。この一年、ずっと行きたかった。18時の開店と同時に入店すると、昨年の女の子が迎えてくれた。でも、前は話しかけられたのに、今回はなかなか表に出てこなかった。話すのは諦めて会計のときにようやく声をかけたら、気の抜けた返事だった。こんなときもあるのかもしれないけど残念。