- 作者: 宮脇俊三
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/01/06
- メディア: 文庫
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
宮脇俊三氏の以前3冊買ったうちの3冊目。大旅行中に読んだ。
月ごとの旅情について書かれている。この本はしっくりこなかった。私の旅は正月、GW、盆と決まっている。宮脇氏のように4月、6月、10月まで行くわけではないし、1月と2月の違いを書き分けることはナンセンスのように思えた。ネタ的にどこか無理があるというか中途半端だった。けれど、季節によって同じ場所でも印象が変わるという主張は大いに同意だ。
後書きによれば「時刻表2万キロ」「最長片道切符の旅」に次ぐ3作目だそうだ。前2冊に比べて何かひっかかる。実はそこが面白いところなのかもしれない。